ゴールデンウイークが終わり、学校に向かうも足取り重かった人が多かったのではないでしょうか?
さて、4月に全国学力調査が小6・中3の生徒に実施されました。中3生に尋ねてもあまり多くは語らず、小6生に尋ねると、「算数も、国語もB問題がすごく難しかった。」という声が返ってきます。なんと我が和歌山県は国語に関してはここ
数年すごく低迷しています。そのため学力テストが近づいてくると、生徒に解かせるためのプリントを山のように印刷している学校があるようにも聞きます。しかし、そのプリントの山をこなすことによって、本当の学力はつくのでしょうか?
私は違うと思います。小学校の中学年あたりから「なぜ、そんなになるの?」「どうしてこんな結果になるの?」という疑問意識をしっかり持たせることが大切だと思います。また、文章を読んで言葉に立ち止まりながら、書いている内容を頭の中でイメージする力も大切になってきます。そして、自分の考えや思いを文章に書き表す力(小・中学生は特にこれが弱いです。)が重要になってきます。自分の考えたことを具体的にうまく文章に表せないと読み手には伝わりませんし、自分の考えが頭の中で整理されていないということになります。国語でも、算数の振り返りの作文でも、詳しい文章が書けるようになると、他の学習に良い意味で波及してきます。
詳しく述べるとまだまだ足りませんが、以上述べてきたことをもとに「考える力」をつけてみませんか?
きっと学力テストB問題を解ける力はついてくるはずです!
個別指導Wam 岩出那高前校 武内 隆幸