こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
12Kmの中で見つけたもの
散策路を12Km、5時間かけてゆっくり歩き、いろいろなものと出会いました。
① 野の花たち
いまだに咲いている桜。ソメイヨシノのような豪華さはありませんが、山の新緑の中に淡いピンクや白の彩を添え、静かに咲いていました。風が吹くと一斉に花弁が宙を舞い…。幻想的な風景ですらありました。黄色が鮮やかな山吹とツツジの赤のコントラスト。清楚なたたずまい。
② 嗤う山たち
ダム湖のこちらから対岸を見ると、山がうれしそうに笑っています。少し枝を伸ばした桜が「いいね、春は」と言っているよう(言ってないけど)。
③ アカマツは赤いんです
アカマツは確かに赤いんですね(マツタケが採れるんでしたっけ?)。当たり前のことが、それでも「へ~」と思ってしまいます。
④ 雪解け水
途中の水場で手を洗って一休み。きれいな雪解け水がダム湖に流れ込んでいるのでしょう。私たちの飲み水の源。
⑤ 溜めフン
フンの話で恐縮です。道の何か所かに野生動物のフンのたまり場がありました。特定の場所で「用を足す」習性があるのですね。「まるでトイレだな」などと面白く思いましたので、帰宅後ネットで調べたらタヌキの習性とのこと。その行動の意味はなかなか興味深いものがありましたが、良かったらご自分で調べてみてください。
⑥ 帰路で突然の低気圧
散策が終了し、車での帰り道。それまでの晴天と打って変わって急に風が吹き、枯れ葉が横殴りに散っていきます。雨が降り出し、町ゆく人たちは大わらわ。もしこれが平安時代だったら、「何かの呪い!すぐに厄払いを!陰陽師を呼べ!!」と恐れおののくことでしょう。後で天気予報の解説を聞いたら、上空に寒気が流れ込み大気が不安定になった、とのこと。原因が分かればいらぬ不安もなくなるというのも。
⑦ 虹
急な雨は30分後には上がり、また日差しが降り注ぎました。すると虹がかかりました。しかも3本も。これまで白い虹や2本の虹は見たことがありましたが、3本は初めて。
家に戻り、土産に買ったまんじゅうを食べながら「いい1日だったな。」としみじみしました。この休暇中、本もたくさん読みたいと思っています。以前書きましたが直木賞受賞作が好きですので、それらを何作か。スマホ依存症についての解説書も、そのうち時間を見つけて読みたいと思います。(12キロ5時間の時空の中に身を置き、様々なものと出会い、心動かされる。いくつになってもココロオドル体験です。もしかしたらこのひとときでさえスマホの画面から離れられない子供たちがいるのなら、それは大人の責任、罪なのではないでしょうか。私たちの周りには素晴らしい世界が広がっているはずなのに)