河西貴志高等部からです。
4月に入りました。今日は雲ひとつない青空で、こういうのを碧落というらしいですね。
去年の今頃は九州地方で熊本地震があり、和歌山県全域は暴風雨にさらされました。公立高校の新学期スタートが少し遅れたことを鮮明に記憶しています。
さて、春期面談が終了して、塾生たちは配布された学校テキストに新鮮な気持ちで取り組みだしています。
例えば、こちらでも高12生の英語の授業などで、新しい教材を使う場合もあります。ただ、勉強の方針はスタート時点の実力によって相当に違ってきます。偏差値60以上ある生徒は、貪婪に知識を吸収していけばいいでしょう。4月5月もおかまいなしに進めていくべきです。
しかし、学力の足りない生徒は、一度高校入試のまとめのような問題集(や単語集)に当たって、基礎事項を完全に反復しておかないといけません。中学レベルの文法が有耶無耶なのに、高級なことを積み上げようとしてもできるわけがありません。特に中2内容の文法事項がポイントで、意外とこの期間の単元があやふやな高校12年生(3年生でも)が多いのです。
「このクラスの30人の中で誰が一番速く走ることができますか」と澱みなく英語で書けるでしょうか。
本日は以上です。