みなさんこんにちは。山崎北校からです。
ここ数日ずいぶん暖かくなりましたが、三寒四温という言葉もありますし、またすぐに寒くなることでしょう。入試も目前の今、体調管理には特に気を配りましょう。
さてタイトルの「三寒四温」ですが、もともと中国北東部や朝鮮半島における諺であり、シベリア高気圧の勢力が7日の周期で強まったり弱まったりすることから生まれた言葉だそうです。
しかし、日本付近の天候は太平洋の高気圧の影響も受けるので三寒四温がはっきりと現れることはなく、「三寒四温」となるのは一年に一度あるかないかという程度で、そのため近年では本来の意味から外れて、春先に低気圧と高気圧が交互にやってきたときの気温の周期的な変化、という意味合いで使用されることが多くなっているとのことです。
当たり前のように使っている言葉でも本来の意味から外れて使われている言葉はたくさんあります(穿った見かた、潮時、煮詰まる、などなど)。間違いがそのまま定着して意味が変化するというのはよくある話ですが、正しい言葉を正しく使える大人でありたいものだと思います。
本日は以上です。