センター試験が終了しました。河西貴志高等部からです。
現実を直視する心に本当の理想が生まれる、とはゲーテの言葉ですが、いま皆の結果を確認している最中です。
センター終了後は一喜一憂して、(特に現役生の)中には変な解放感を持ってしまうものもいますが、これからが本番であることを忘れてはなりません。
心身ともに大変なエネルギーを使ったので、つかの間の休息を取りたい気持ちも分かりますが、すぐに頭を切り替えて冬休み前のように二次試験や私大入試に向けて対策を再開していく必要があります。
このセンター前後から2月くらいにかけてが現役生にとって一番学力が完成する時期でもあるからです。
さて、2017年度は和歌山では約3800人の学生がセンターを受験しました。近畿圏ではダントツで最下位です。滋賀県にも遠く及ばず(約6000人)、進学校の多い奈良県の半分以下の受験者数です。
受験会場は(各地に立派な施設があるにも関わらず)北部の4つだけで、県全体の盛り上がりや後押しも昔から少ないなと感じる次第です。