あけましておめでとうございます。石津川校です。
今年はとり年。
新年早々、テレビを見ていて驚いた。
恐竜の最新情報を放送していたいたのだが、なんと、ティラノサウルスの体表が羽毛で覆われていたのだ。
巨大な身体に比べて貧弱な前足は、まさに鳥の羽のように見えた。
1990年代に羽毛付きの恐竜の化石が大量に見つかり、恐竜が鳥類と近縁であるとわかってきた。
僕が子供の時には、恐竜はトカゲやワニなどは虫類と近いと考えられていた。
映画の中でも恐竜は長いしっぽを地面にべったりつけて、のし歩いていたものだ。
それは、は虫類がそういう生態だったからだ。
ゴジラもそうだった。
だが、今の恐竜映画での描き方は、その頃と全く異なっている。
ゴジラだって、しっぽをピント立てて動き回る。
まるで、鳥の尻尾のように。
恐竜の生態がいろいろわかり始めた頃、それでもどうしてもわからないのが皮膚に色だと言われていた。
それすらも今では、化石とともに発見された微量なメラニン色素の解析で、徐々に解明されつつある。
かつて科学の進歩は日進月歩だと言われてきた。
だが、今では秒針分歩であるという人もいる。
すでに今年の自然科学分野における、日本人ノーベル賞受賞候補者の名前も何人か挙がっている。
今年も新しい知見がたくさんあることだろう。