こんばんは。河西貴志高等部からです。
塾生の三者面談が終了し、今週から冬期講習が開始します。
桐蔭や星林といった公立高校と私立の近大和歌山や開智では、冬休み期間に当然違いがあり、進学補習の時間割も異なります。公立高校でも進学に力を入れている高校は冬休み期間はやはり短めです。
近大和歌山の生徒は進度が早いので、高2くらいになるとかなり学力が完成されてくるのですが、市立和歌山や北高生徒だと科目を限定しても、高3でもまだまだ途上の段階です。もちろん、いたずらに早いことを首肯するわけではなくて、人それぞれに固有の時間というものがあり、勉強に目覚めたり没頭したりする時間にも差異があります。
人それぞれにタイミングが熟してくる時があって、大学生や社会人になってから豹変したように勉強に打ち込みだした人も沢山知っています。禅の言葉で時熟というらしいですが、その人の持つ「時」に主導権があって、周囲がとやかくいっても中々難しいことがあるのでしょう。
ただ、試験はそれぞれの時間が熟することを待ってくれませんので、温室に入れて無理矢理花を早めに咲かせるように、我々は生徒それぞれの固有の時間をコントロールしないといけないわけです。
本日は以上です。