教室ブログ

2016.12.13

「今後」を決める分岐点

こんにちは!!Wam西浜校です。

 

さらに寒さが増し、年の瀬が近づいてきました。

 

冬休みの予定は少しずつ決まっているでしょうか?

 

部活・遊び・旅行・学び・・・色々な決めるべきことがあると思います。

 

でもそれらは、自分で決められているでしょうか?自分以外の誰かが決めている(誰かに決められているもの)でしょうか?

 

自分以外の誰かに自分のことを決められて、不満や憤りを感じたことはあるでしょうか?

 

その時に残る後悔や未練は、自分で決めた上で、失敗や勇み足を踏んでしまった時よりも強く残るのではないでしょうか?

 

とある中学校での最近のお話・・・。

 

数学の期末テストの範囲発表がされたのですが、生徒に持たせている問題ノートから、

 

約30ページの範囲が出され、テスト後に提出という指示が出されていました。

 

その生徒は数学が一番苦手です。文字式どころか、分数の計算でさえいまだ正確に行えない時があります。

 

方程式や関数の範囲で単純に計算問題を解いたり座標を求めるだけでなく、文章題やグラフの式を求めたり、知識を活用した

 

応用問題まで様々網羅されていました。学校の方では、合間で単元毎の履修が終わった後に少しずつ宿題などの形で出した

 

り、授業の中で進めているのかと思いきや、全く何の対応もせずテスト前直前になって範囲としてぶつけてくるものであるか

 

ら、自学自習で行うことがつらい生徒からすれば堪ったものではありません。当然自力で行える子たちと比較しても

 

時間もかかりますし、他の教科の勉強時間も削られてしまい、あらゆるところで悪影響が出るでしょう。

 

私からして、確かに学校の対応は、その教材は持たせっ放しのやらせっ放しで、ノートのチェックもしっかりと行えている

 

のかなど(答えの書き写しで提出していないかなどの懸念材料を含め)、疑わしいところがありますが、少なくとも

 

その生徒に関しては、この教材は何の価値も持たせられていないというのが現状でした。

 

ここで、皆さんに問いかけたいのですが・・・。この生徒に対して、この教材の価値を持たせるためにはどうすれば良いと

 

思いますか?タイトルの通り、この生徒の今後(数学の成績)を占う大事なターニングポイントになり得るかもしれません。

 

学校にこのまま任しておくと、他の教科の勉強にも悪影響が出始めて・・・、その時の責任の所在は一体

 

どこにあるのでしょうか?指導する側の人間が、この生徒の「自分」を決める分岐点に立った時どのようにして

 

今後の「自分」創りをしてあげますか?

 

例えば組織の長の方でもそうだと思いますが、今後の運命を決定する何某かの岐路に立った時、最後の重要な決断をしなけれ

 

ばならない時が必ず来ると思います。その中には当然リスクになり得ることもあると思います。

 

ですが、リスクを取らない会社がそれを取る会社より、業績を上げられ得る可能性が低いと同様に、

 

「こいつらがやってくれないならば、出来ないならば自分(たち)でやる」「失敗したら失敗したでその時だ。また考えれば

 

いい」といった、一つのテーマや物事に対して少しでも真剣に考えているならば、

 

ある程度の冒険心や勇気を持って行動することは必要なのではないかと思います。

 

かなり話の規模が大きくなりましたが、現状を目の当たりにして、生徒を擁護する意味ではなく、何とかして

 

自分でその生徒のペースに合わせていずれ自力でできるように仕向けなければいけないな、と思います。そういう意味では、

 

生徒にしても、指導する立場からしても「やるか、やらないか」だと思います。

 

ですから、自分は学校には任せておけないと考えたので、ひとまずの対策は打たせて頂きました。改めまして、この生徒に貴

 

方ならば、どうしてあげますか?ただの現状把握や同情で終わりますか?学校に対する批判で終わりますか?

 

それとも・・・あなた独自の見方でこの生徒を救ってあげますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事をシェア

教室検索

  • 郵便番号で探す
  • 市区町村名・教室名で探す

\入力はカンタン30秒

フリーダイヤル® 0120-20-7733 受付時間:10:00~22:00(年中無休)