教室ブログ

2016.12.31

It is no use crying over spilt milk.

こんにちは。Wam西浜校です。

 

早いもので、今年ももう終わりですね。

 

一年の終わりの日にこの一年を振り返ると、皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか?

 

自分にとっては、この西浜校に着任して早や7か月ほどになりますが、

 

今年は一番「忙しさ」を骨の髄まで感じた一年でした。

 

振り返ってみれば、新しい出会いから、新しい自分の発見、生徒たちに関わる色々な発見まで

 

この教室に関わってくれているすべての人たちの

 

喜怒哀楽を交えた様々な人間模様がありました。

 

今年も感覚的にですが、成功と失敗を比べると、

 

毎年のことですが自分にとっては失敗がやはり多いな、と感じています。

 

タイトルの英文ですが、ことわざで「覆水盆に返らず」の意味です。

 

限られた忙しい中の時間の中で失敗を繰り返し、そのたびに後悔し、

 

どうにもならないことを嘆くのではなくて、振り返り自分なりの解決策をそのたびに考えるということの繰り返し

 

だったような気がします。しかし、それは今年だけに限らず、人と関わる以上いつまでも続くことであろうかと思います。

 

その解決策や自分のやり方が、自己満足と人は見るかもしれませんし、建前ばっかりと揶揄する人もおそらくいるかもしれま

 

せんが、大切なものや約束を守ったり、義理を通したり、次の取り返しのつかないことを防ぐためならば、

 

人間、毎日が「学び」だと思います。

 

いつどこで起こるか分からない見えないモノ、見えないことと、どれだけ出し抜けに何食わぬ顔で対応できるか・・・、

 

それを楽しめるようになれば、怖いものなしなのではないかというくらいまでになれればいいな、と少し思っているところで

 

す。お盆からこぼれた水はいわゆる「結果」です。その結果は良かろうが、悪かろうが二度と覆ることはありません。

 

人間である以上、人生の岐路は必ずやってくると思います。その岐路に立つ前にもたくさんの小さな「結果」を出すための

 

プロセス・要因があると思います。皆さんは、各々のひとまずのゴールはどこであるか考えたことはありますか?

 

そのゴールするであろう時期から現在まで時間をさかのぼって、何を、どれだけ、どうするかと考えたことはありますか?

 

何かをすることを決めてやりだしたとしても、基本はその行うスピードは遅いはずです。それにはやり慣れないイライラが

 

あったり、知識が薄かったり、要領が悪かったりということもあるでしょう。私は何にせよ誰でもそうであると思います。

 

継続の中で思うようにスピードが上がらなかったり、数字で出なかったり、気分が乗らなかったり、現実だけでなく、

 

自己の弱さや誘惑に負けかけてしまうことも幾たびかあるでしょう。そこを抜け出し、自分の生活リズムの一部に

 

どれだけどのように組み込み習慣化できるか?そして、自分の英知にできるか?その英知をどれだけ自分の

 

ものにできるか?それによって、盆からこぼしてしまう水の数は多くはできないが少なく出来るのではないかと思います。

 

人それぞれ願い、望み、希望する「結果」はあると思います。ですが、その結果を出していくための能力・習慣・環境が

 

無ければ「結果」を出すのはほぼ不可能に近いと思います。習慣化していく途中は、自分の時間が奪われるような錯覚に苛ま

 

れ、自分を取り巻くあらゆる誘惑と闘い、フラストレーションをため込みながら継続しますから、生きた心地もあまりしない

 

と思います。それが半年なのか、一年なのか、二年なのか、人それぞれ違うと思いますが、地獄のような日々を抜け出した時

 

の解放感とともに手に入れられる自信は、唯一無二の、この世の何物にも代えがたいものなのではないかと思います。

 

うまくいかない、思い通りにならないとは言うが、習慣化する時間は十分ですか?今日のことを行うだけでなく、昨日のこと

 

もきちんと振り返っていますか?同時に明日のことも考えていますか?もっと言えば、数年後の自分をイメージできています

 

か?今見えている景色はどのようなものでしょうか?「地獄から絶対に抜け出してやる」というゆるぎない意地やプライドが

 

ありますか?

 

自分を変えるには、自分が変わるしかありません。自分を見ている人たちの自分への評価を覆すには、同じく自分を変える為

 

に、自分が変わるしかありません。せめて悪い評価倍以上を上回る結果を出す必要があるでしょう。もし、今の自分に見える

 

景色や世界を変えたいのであれば、自分の手で変えるしかないと思います。私は私自身、人に自分の何かを決められるのは嫌

 

なので自分のことは自分で決めていきたいと思っています。だからこそ、来年はまた違った少しでもいい眺めの景色を見るた

 

めに、さらにあくなき精進をしようと思います。

 

「結果」から学び、新しい「結果」を出す。失敗をして正直悔いるけれども悔いてばかりではいけない。

 

その繰り返しは生くる限り、半永久的に続くと思います。

 

年が明けると、あと二か月少しで公立入試ですね。この一年どのようなこととして振り返り、来年の準備をされるでしょう

 

か?新しいお盆から水をこぼさないために、もしくは同じお盆の水をまたこぼさないために、あなたならばどうしますか?

 

そして、どのような状態で、「結果」を出す日を迎えますか?

 

P.S. 今年度、Wam西浜校に関わってくださったすべての皆様へ

 

本年度も教室運営の一端を担って頂き、誠に有難うございました。

 

まだまだ、若輩者ではございますので、来年もご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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