教室ブログ

2016.11.23

「小雪」

皆さん、こんにちは!Wam楠見校です。
和歌山でも平野部ではこれから紅葉が見ごろのピークを迎えます。
暦の上では、二十四節気「小雪(しょうせつ)」に入り、初旬の七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」になります。この頃は曇り空が多くなり陽射しも少しづつ弱まり、木の葉が舞い散り空気が乾燥してきて、虹を見ることも少なくなります。今日あたりは、関東以北は雪になるとの予報も出ていますが、「小雪」とはさほど多くなく、数時間降り続いても1時間あたりの降水量が1mmにも満たない雪のことを差すそうです。でも、今日の雪は「マジ雪」でしょうか?

さて、雪といえば日本には雪を表現する言葉が色々とあります。

例えば「涅槃雪(ねはんゆき)」「真雪(さねゆき)」「淡雪(あわゆき)」「珂雪(かせつ)」「弥弥雪(いややゆき)」「粗目雪(ざらめゆき)」。

他にも、「うす雪」「小米雪(こごめゆき)」「細雪(ささめゆき)」「垂り雪(しずりゆき)」「友待ち雪」「なごり雪」「まだら雪」「襖雪(ふすまゆき)」「忘れ雪」「雪消し雪」等々。
その中で、「真雪(さねゆき)」とは春頃まで溶けずに残る雪の事で、一般的には「根雪(ねゆき)」と言います。「弥弥雪(いややゆき)」とはその「根雪」の上に降り積もる雪の事で、「雪消し雪」の事を言うようです。「友待ち雪」とは、次に雪が降るまでの間、溶けないで残って待っている雪の事ですが、どこかホッコリと心に響きそうな表現ですね。
でも私の場合は、良きにつけ悪しきにつけ、一番心に響く「雪」なのは「なごり雪」です。

この言葉を聞くと、受験に失敗した頃のホロ苦い思い出が蘇ってきます。
またこの冬も、皆さんの周りにいろんな雪が降る事でしょう。

皆さんには、決して私の様な思い出に繋がる雪を見ない様、とにかく日々一生懸命に学習に勤しんで欲しいと思います。

では、Au revoir、a bient^ot!

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