こんにちは。
Wam日進校の上野山です。
今日は、小学校の日曜参観に行ってきました。
天気が良かったこともあり、教室の中は暖かかったです。
授業は、4年生の長男は音楽、2年生の二男は算数でした。
2年生は今ちょうど「九九」を習っています。
先生が差し出す大きなカードを見て「にいちがに、ににんがし・・・」と
みんな口をそろえて元気いっぱいでした。
4年生は歌とリコーダーの練習です。
リコーダー・・・いやぁ~、なつかしい!
みんなが吹いてる姿を見ながら子どもの頃を思い出してしまいました。
私は当時、テスト(1人ずつ先生の前で吹く)で、1回で合格できず、
何回もやったような・・・。
さて、我が息子はというと、吹けているのかいないのか。
まあ、様にはなっていましたけど。
さて、そのリコーダー。
そうです。あの「たて笛」です。昔も今も変わっていませんね。
小学校では必ずと言っていいほど習います。
では小学校で、どうしてリコーダーが選ばれているのでしょう。
学習指導要領の中では、次のように書かれています。
第3学年及び第4学年で取り上げる旋律楽器は、既習の楽器を含めて、
リコーダーや鍵盤楽器などの中から児童の実態を考慮して選択すること。
その理由としてさらに調べてみると、
低学年で習ったカスタネットやタンバリンなどのリズムをとる楽器の次の段階
として、指の使い方や呼吸の仕方、旋律を学ぶことにふさわしい楽器のひとつ
として、リコーダーを推奨しているそうです。
そしてリコーダーは持ち運びをしやすいこと、丈夫なこと、安いことなどの利点
で、取り扱いやすい楽器のひとつであることからほとんどの学校で使われている
ようです。
ちなみに、リコーダーが日本に伝わったのは、1936年のベルリンオリンピックが
きっかけとされています。
集団での演奏に感銘をうけて「リコーダーは教育にもってこいだ!」と思った
坂本さんという人が、日本に持ち帰ったという。
リコーダーはもともと「小鳥に歌を教えるための道具」だったと言われている。
12世紀ごろのヨーロッパには、捕まえた小鳥たちを集めて、美しいさえずりで
人々を楽しませる芸人が人気だったという。そんな彼らが、小鳥たちに上手く歌う
よう教えていた道具がリコーダーだったんだとか。当時は「record=さえずり」って
意味があって、リコーダーと呼ばれるようになったそうです。
確かにこのリコーダー、軽いし頑丈で少々乱暴に扱っても壊れませんが、4年生の
みなさん、これからも大切に使いましょうね!