当教室の一番年少さんは小学校2年生の女子3人。いずれも早生まれなので
平成21年生まれ。その中でも3月生まれの当塾最年少Kちゃんが今週授業を
受けに来た際に話しかけて来ました。
「先生、私東大に行きたいかも。」
「うん、とてもいいじゃない。じゃあ、集中して頑張ろう。」
日頃より学校進度よりも進んだ問題をスラスラ解くKちゃん。でもこれまでは
じっと机の前に座っているのが苦手だったのですが、この日は違いました。
やる気によって行動が変わるのに年齢は関係ないことを再確認させられました。
お迎えに来たお父さんに「東大行きたいそうですよ。」と話すと
「うーん、それもいいけどお父さん寂しくなるなあ。」
「うん、じゃあ新潟大学にしておこうかな。」
とっても親孝行ですね。
さて、東京、大阪などの大都市部と違って新潟のような地方都市では小学校
低学年で「東大をめざす」ということをかなり特殊なことと考える傾向が
あるようです。
「わが子をプロのスポーツ選手、ないしオリンピアンに」
という親の夢はよく聞きますし、TVなどでそんな親子が報道されても何の
違和感もなく世間に受容されています。でも幼少の頃から親子して「東大を
めざす」という明言を耳にすることは確かに稀です。
しかし・・・。実際に難しいのはどっちなんでしょう?
東大の1学年の定員は約3000名。新潟県からも毎年20人内外は進学し
ています。一方スポーツ選手がいかに狭き門かは明白な筈。
東大でなくてもよいのです。「大学をめざす。」ということを幼少期から
目標設定することは決して不自然なことではありません。Wamはそんな
親子を精一杯サポートできる塾でありたいと考えた今週でした。