式は、「計算しなさい。」
方程式は、「解きなさい。」
その方程式の問題。同類項をまとめておわり。はいっ、できたっ!(?)
こんばんは。
Wam日進校の上野山です。
中学生諸君は中間テスト期間の真っ最中ですね。
テスト勉強にも熱が入ってきていると思いますが。
さて、式ってなに?方程式ってなに?一次関数ってなに?
式と方程式の違い。
方程式を使って何をどうするのか。
一次関数って何のことで何をしようとしているのか。
で、聞いてみます。一次関数わかるかな、と。
「だいたい・・・」
「まあまあ・・・」
「なんとなく・・」
どの返事も解かっていない証拠です。
解かっているのは “形”が y=ax+b であると、なんとなくなんです。
だから形が違う(変形されていると)と全くできなくなるのです。
(次に少しふれますが、説明的な文章と文学的な文章では)
これでこのまま先に進めても結局できるようになりません。
数学に限らず、今、習っていることって、そもそも何なのか。
理論がわかって初めてその “形” が理解できるのです。
では、ここで国語の問題。
①雪が降ってきた。太郎君はにっこりした。
(問い)
「にっこりした」のはなぜか。その理由を答えなさい。
【答え】
雪が降ってきたから。
②雨が降ってきた。太郎君は泣き出した。
(問い)
「泣き出した」のはなぜか。その理由を答えなさい。
【答え】
雨が降ってきたから。
どうですか、みなさん。正解しましたか?
そうですね。国語の問題の答えは、本文中に出ていますものね。
うんっ?はたしてそうでしょうか。
「国語の答え=本文中にある」この “形” に頼っていませんか?
今習っているこの文章。そもそも小説ですよ。