教室ブログ

2016.10.29

教師あり学習

こんにちは、河西貴志校小中部です。

勉強といえば色々と方法はあると思うのですが、突き詰めると誰かから教えてもらうか、自分で勉強するかのどちらかになるのではないでしょうか。

塾や学校と似ているのですが、今流行りの機械学習の分野には「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」というものがあります。
教師あり学習は問題とその答えを結びつける手法を教える学習
教師なし学習はとりあえず多くの量をこなす学習
強化学習は環境から報酬を得ることで自ら成長する学習
機械学習は人間の脳の構造を実現しようとしているのでニューラルネットワーク、サポートベクターマシン(正しさの基準を引く手法)、決定木など人間の思考を模したものが多いです。
では人間の成績を伸ばすにはどれが必要でしょうか。
まず、何かを教えてもらうことは重要です。それが合っているのか間違っているのかの定義は勉強ならその分野の定理や文法、社会なら法律や道徳に準じます。教師あり学習は必要です。しかし、過学習というものがあり、教えられ過ぎると未知の問題に対応する思考力が低下します。
そこで次に行って欲しいのが自学習です。教師なし学習に該当します。学校や塾以外で教えてもらったことの反復を行います。記憶の過程である想起を行えるのは普通はこのタイミングだけです。ひねった問題などには躓くこともあるかもしれませんが、そこを教師あり学習と組み合わせることで補強できます。
強化学習は行動や結果に対して褒めることで満足感を得て同じことを繰り返すようになることで、人間の場合はドーパミンなどの神経伝達物質の放出でやる気に繋がります。
この3つのどれかが欠けても学習は成り立たないことが多いです。どれが自分に足りないのかを考えて継続的な学習に繋げていければと思います。

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