こんにちは。Wam六十谷校の松田です。
今回は、書物について
昔のある偉い人は、いろいろなことの研究や解き明かしていた中で、人生の短さに愕然としたかもしれません。
また、あるところで、自分の今までの経過、成果がゼロになってしまうことを哀しんだかもしれません。
そこで考えたとおもいます。同じところでつまずき気付いて発見等をして、同じ経過のところで同じようになってしまう人が表れてしまうであろうと。
書物は、その人の意志を残したものであると思います。
書かれていることは何か、も大切ですが、その人の意志はなんだったのか、だと思います。
私は何が書かれているのかや、なんのためになるか、どこが良くてどこが悪いかよりも、心のこもったものが良いものだ、とおもうところがあります。
この心のこもった、というのは、相手を考えて心を込めた贈り物、といったものの類ではなく、その人の心があるもの、というものです。
読んでみたいな、には、もちろん自分が気になっている事だから、もありますが、例えば、あの人は何を考えてその本を持っているのだろう、読んでいるのだろう、といったものも興味がわく一つではあります。
その人の意志がみえるものというのは、もちろん空っぽではいけませんが、楽しさがあることですね。