教室ブログ

2016.10.20

まずは私から

先週末に中間テストだった生徒が多く、今週テストが返ってきています。目標に届かなかった生徒に対しては、私の生徒の向き合い方を反省し、改善せねばと思う今日この頃です。生徒と話すと、結果を出せなかった生徒は、塾の授業が少なく、圧倒的に自主学習時間も少なく、自主学習の取り組み方も不十分だったわけですが、そこを変えてあげることが出来なかったことはやはり塾人としては反省すべき点です。今度こそ、1ケ月後の期末テストに向けて、生徒の行動を変える為、さて、どう私は行動を変えるべきか、なのです。

塾では定期テストの1ケ月前からテストへ向けて勉強の意識付けを行い、2週間前からはテスト対策授業を追加授業含め行っています。塾では解らないところを解るようになってもらい、テスト範囲のポイントや暗記事項を把握してもらいます。

塾で「解った」になってもらってからの「自分で出来る」ようになる為の解き直しや覚えなければいけないところの暗記は、追加授業でカバーすることは出来ますが、通常の授業だけでは十分にカバーすることは出来ません。自主学習に頼ることがあります。自主学習の意識や意欲、行動が少ない生徒は当然結果を出すことは難しくなります。なので、自主学習をさせる指導と自主学習の仕方の指導も塾では大事なことです。

塾で教えてもらい、自分ひとりで出来るか確認してみる。そして次にトライして、解らなかったら塾で聞く。そしてまた自分で解き直してみる。この繰り返しや、自分自身の演習によって定着や実力は底上げされます。このサイクルを本気でやることが大事です。

やはり生徒には、苦しかったけど、本気で頑張ってみて、出来るようになった!解るようになって楽しい!点数が上がった!を体験していってほしいと思っています。そういった体験は、本人の喜びや親御さんの喜びに繋がり、本人の自信や熾烈な受験と戦う力に繋がり、ひいては、どんな世の中になるかわからない将来において、生きる力になると信じています。本気で頑張った体験は自分を裏切りません。

なので、鬼になる時は鬼になり、仏になる時もありながら、勉強に向かってもらう方法を常に編み出さないといけないわけなのです。お尻を叩いてもダメな時はダメです。

まずは私から接し方を変える。このことから今週始めていきます。

 

田崎

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