こんにちは。個別指導Wam・名神校の吉田です。
名神校では、中学生の中間テストも終わり、最近は少し教室の雰囲気も落ち着いています。
しかし中3の受験生たちは、部活動もそろそろ引退の時期になり、オープンスクールなども毎週のように開催され、
受験に向けていよいよ慌ただしくなってきています。
そんな先日、ある受験生から「どうして受験をしなければ高校生になれないんですか?」と聞かれました。毎年この
時期になると、こんな疑問を持つ受験生と話をすることがあります。そんな時は、自身の高校時代を振返りながら話を
しています。
自分が高校生になった時、まず学校生活で驚いたことは中学校に比べて授業のスピードが異常に早く、「予習」をして
いかなければ授業についていけないことでした。つまりは、先生から指示がなくても自主的に家で予習という名の「宿題」
をしていかなければ、次の授業の話が何も入ってこなかったのです。
また部活動においても、普段の練習メニューの作成から部費の管理・合宿の手配まで、基本的には部長・副部長が主体と
なって活動していました。
この2つの話に共通することは、高校生活では「自主性」が当たり前に求められるということです。
「受験」のための勉強というのは、学校で手取り足取り教えてくれるものではありません。そこから勉強に取り組むのは
自分自身です。
受験勉強というのは、高校生活では当たり前に求められる「自主性」の成果を試される場でもあると思います。(もちろん
それだけではありませんよ!)
そうした成果が実を結んだ高校生活というのは、本当に充実した人生の一部になると思います。まだまだ受験はこれから
ですが、まずは楽しい生活に思いを馳せながら勉強に励んでみてもいいんじゃないでしょうか。