教室ブログ
みなさん、こんにちは！小松校の林です(^-^)
早いもので、もう9月も終わろうとしています。
秋らしく涼しい日もあれば、急に暑くなったり･･･気温の差が激しいですから、
体調を崩さないよう気をつけてくださいね！
さて、今日はみなさんに本のご紹介をしたいと思います。
『夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語』(西沢泰生著：三笠書房）です。
その中に「なるほどな～」と思ったお話があるので、ちょっと書かせてもらいますね。
みなさんは陸上の小出義雄監督をご存知ですか？
有森裕子選手や高橋直子選手(「Qちゃん」の愛称で有名ですね）を育てた名監督として名高い方です。
この小出監督、足の故障で落ち込んでいた有森選手にこう言ったそうなんです。
「せっかく故障したんだから、今しかできないことをしよう」
おおお！すばらしい！！選手の気持ちを考えていなければ、口にできないことばですよね。
足を故障して、一番落ち込んでいるのは有森選手です。そこへ追い立てるように
「なんでけがをしたんだ！選手としての自覚が足りないぞ！」
なんて言われたら、もう再起不能なぐらいへこみます(私だったらとくに･･･）。
小出監督は選手の気持ちを第一に考え、マイナスのできごとをプラスに変える
魔法のことばで、有森選手の復活を可能にされたのですね！
また、小出監督は「どんな状況の時も、『せっかく』と思えばいいんだよ。
そうすれば、すべてが力になる」ともおっしゃっていたそうです。う～む、すごい。
「せっかく」、しんどいときに力をくれることばですね。
「せっかく受験生なんだから、がんばろう」
「せっかくテストがあるんだから、力をためしてみよう」
「せっかく成績が良くないから、勉強しよう」
むりやりですかね？(笑)
とにかく、これから落ち込むことがあったとき、
ちょっとでもこの「せっかく」を思い出して、
みんなの気持ちが良い方向に切り替えられていけば
いいなぁ～と思いました(^-^)
「せっかく」秋なので、本を読んでみませんか？
すてきなことばとの出会いがあるかもしれませんよ～♪
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