こんにちは、個別指導Wam梅が丘校です。
前回、2020年度から変更になる大学入試についてお話をしました。
今回は、前回お話した内容に付け加えてお話させて頂きます!
前回は、「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」についてお話させて頂きました。
今までの知識の暗記・再生に偏りがちなセンター試験と違い、「思考力・判断力・表現力」を問うテストになってきます。
また、各大学は、この「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」とアドミッションポリシーに基づく様々な評価方法(面接、集団討論、高校学習、活動成果など)で、受験生を総合的に評価していく入試へと変わってきます。
ここで、重要になってくることが、今までは年に一回だけしか受験できなかったものが、年に複数回受験できるようになることが検討されていることです。これによって、自分が志望する大学に複数回受験でき、入ることが出来る可能性が広がるかもしれないということです。
もちろん、そのためには単なる知識の詰め込みではなく、なぜそうなるのかを自分自身が理解して問題を解いていく必要があります。
さらには、大学側は以下の3つのポリシーを明確化することになっています。
①ディプロマ・ポリシー…どのような人材を育成し、社会に送り出すのか
②カリキュラム・ポリシー…人材を育成するための教育課程・科目の編成方針
③アドミッション・ポリシー…どのような能力・意識をもった学生に大学に入ってほしいか
この3つのポリシーを大学側は提供しなければいけません。逆にいうと、受験生は、この3つのポリシーから、本当に自分が行きたい大学を選べるというわけです。
このことは、かなり重要となってくると思います。
今回も2020年度から変更になる大学受験についてお話させて頂きました。まだ先なので、知らなくてもいいと思うかもしれませんが、内容は刻一刻と変わってきています。今のうちからどうなっていくのかをしっかりと理解し、そしてその情報を最大限に利用して大学受験に備えるようにしていきましょう!!