皆さん、こんにちは!Wam楠見校です。
お盆も過ぎてツクツクボウシも泣き始め、昼間は猛暑でも心なしか朝晩がやや涼しくなってきた様な
気がします。この時期七十二候では「蒙霧升降(ふかききりまとう)」という表現を使い、
朝夕の空気の涼しさに霧が立ち込めあたりを覆い、夏の終わりが近い様子を表しています。
ところで、皆さんの夏休みの勉強は進んでいますか?宿題は終わりましたか?
まさか「ふかききりまとう」状態になっていないでしょうね?
もしそうなっている人がいたら、今すぐWam楠見校にお電話(☎073-480-3502)下さい。待ってますよ!
さて、この時期の果実は何といっても無花果(いちじく)ですね。
いちじくはアラビア半島で誕生し約6000年前から栽培され、世界最古の栽培品種化された植物の可能性が
示唆されています。
名前の由来は、毎日一つずつ熟すから「一熟」という説があるそうです。
また、無花果と書くのは花が咲かないと思われたからですが、花が無い訳ではなく
実の中にたくさんの小さな花があり、我々は花の部分を食べている訳です。
外からは見れば花が無い様に見えるので、そんな意味の字があてがわれたのですね。
いちじくには血圧を下げる効果があるので、高血圧や動脈硬化などの予防や消化促進、
また切り口から出てくる白い液体はイボ取りに効果があると言われています。
そろそろ夏の疲れが出始める頃です。いちじくを食べて身体の調子を整え、実りを秋を
迎える準備をしっかりして欲しいと思います。