河西貴志高等部からです。
今日も日差しがジリジリと暑かったですね。
こんなに暑い日ですと、授業を受けている生徒が「この部屋暑いな」というかもしれません。その場合、暑いという事実を語っているのではなく、僕に何かしろといってるわけですね。
「この部屋暑いな」というのは、部屋が暑いという客観的な事実を述べているように見えながら、それは「冷房をつけろ」と語っているのだと思います。「何々である」というようなことは、客観的な事実の陳述というより、つねに命令というか、何かしらそういうメッセージを含んでいると考えていでしょう。
例えば「1足す1は2である」は、けっして事実を語っているのではなくて、そのようにせよという命令を語っているわけです。
今日は暑いのでこれくらいにしておきましょう。