こんにちは、Wam西浜校です。この数日間は猛暑日が続くようですね。体調には十分にお気を付けくださいね。
さて、夏休みも折り返し地点が近付いてきましたが、宿題・部活・遊び等、生活リズムのバランス管理は取れていますでしょ
うか?講習生・在籍生たちに色々近況を伺ってみると、どれも全然出来ていないことはないようですが、どうもどれか一つに
偏りすぎていたり、嫌なことは後回しにしていたりする子が多いようです。
そこで、似ているようで全然違うといわれる、このタイトルの二つの言葉と内面的な意味についてのお話なのですが、
頑固とは、保守的に自分の考えを変えたがらず、人の意見や考えを吸収したがらず、チャレンジしない反面、失敗を恐れる意
味合いのようです。一方信念とは、チャレンジや失敗することを恐れずに、色々な知識・技術・能力を吸収し続け、自分に正
直に生きる事だそうです。頑なに固まり続けることと、信じて念じ続けることとでは明らかに大きな違いがあると思います。
小難しいことを書きましたが、要は「素直さ」があるかどうかだと思います。ただ、人の言われるがままに従うであるとか、
それを聴いたままそのままにしておくのではなく、ちっぽけなことでもいいから、そのものに対して「好奇心」や「興味」を
持ち、一旦インプットしたことを実践し続け、自分の物にする事なのではないかと思います。記憶力がいい人は別に記憶力が
いいわけではないと思います。その人なりにその「好奇心」や「興味」を人一倍強く持っているだけ、ただそれだけだと思い
ます。
例えば、人の表情や口調でも色々な背景事情が想像できますし、お店に入った時の商品の陳列・売り場の色合いなどでも雰
囲気を掴み、それぞれを「言葉化」できると思います。その「好奇心」や「興味」を「結論」として流ちょうに澱むことな
く、自分の言葉で伝えることができるようになって初めてそれは「考え」というものになると思います。「何でこうなのだろ
う?」、「何でそうなるのだろう?」「だからこうなるのか!」と。先ほど宿題・部活・遊びのバランスと申しましたが、や
るべきことは分かっているのになかなか思うように手がつかなかったり、片付かないといった子たちが多いのが現状です。と
ある子は、朝起きて部活に行くまで時間があるのに、宿題に手を付ける気が進まなかったり、講習授業の時間を初めて組み込
むため、時間の管理の仕方が今までと違うものになったりする子がいるのですが、私からして「変化すること」への怖さや
抵抗がある為かと思います。解決の仕方は実はその問題の中にあると思います。そこには間違ったりして批判や非難を浴びる
ことが怖かったり、生活の環境やリズムが変わることに対しての混沌とした気持ちもあるでしょう。正直、自分を変える事に
はリスクがあります。得るものがあれば失うものもあるでしょう。それは紛れもない現実だと思います。その現実を受け入
れて、間違いも正しさも受け入れる「素直さ」をもって物事を続けることができるかどうか?それだけだと思います。それが
私なりの信念の解釈です。
自分を変えるか変えないか?それは個人の自由だと思います。変えないのであればそれは一種の「満足」「リズム」「考
え」であるでしょうし、変えるのであれば、いつから・何を・どのように・どれだけ・どうするのかを決めることだと思いま
す。あとは自分の変えたいことに対する「信念」の度合いが左右するのみだと考えます。
最後に質問を・・・。あなたの持つ「信念」は何ですか?