こんにちは!個別指導Wam西浜校です。
「夏」が「らしさ」を帯びてきましたが、体調等いかがでしょうか?
夏を思わせる言葉が教室の内外で増えつつあります。
みんなそれぞれの夏休みのストーリーがあるのではないでしょうか?
遊びたい、出かけたい、いっぱい食べたい、そして学びたいなど色々・・・と。
その中で、教室では夏期面談の真っ最中なのですが、特に中学3年生の受験生たちは、
理科と社会に対して、むしろ苦手な意識を持っているようです。
そこで、私なりの理科の解釈を話す時が最近多いのです。
そこで、皆さんに質問です。
「にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ、お肉があればどんな料理を作りますか?」
この質問を生徒や、保護者の方にします。
すると、ある人は「カレー」だったり、ある人は「肉じゃが」だったり、
はたまたある人は「シチュー」だったりします。
仕組みをお話しすると、入試問題は教科書の中から出されます(ほかの教科も大体そうですが・・・(汗))。
料理の材料=教科書の内容、メニューを決める人=問題を作る人、できた料理=入試問題となります。
理科は、自然の原理や決まりを学ぶ教科ですから、毎年学ぶことは決まったことしか聞かれていないんですよね。
定期テストの問題や、市販のワークでも、ほとんど同じことしか聞かれていません。
例えば、気体の集め方一つも、メインで聞かれる気体は酸素・二酸化炭素・水素・アンモニアの4つです。
後は、それぞれの気体が空気より重いか軽いかと、集める方法の気体の特徴を整理するだけです。
また、地震の波の計算は小学校の算数の「速さ」の問題が出来れば対応できます。
さらに、水溶液の濃度・飽和水蒸気量は小学校5年生の「割合」の問題が出来れば対応できます。
天気に関しても、季節ごとの天気予報を見るだけでも理解度が変わってきます。
小学校でやったことをもう一度改めて詳しくやるのが「理科」であり、小学校でやった算数の知識を絡めたものでも
あります。そして、すでに決まっている理屈・原理を学ぶものなので、毎年学ぶ「素材・こと」は殆ど変わらないんです。
それが、この例え話に行きついた経緯です。
社会にもほぼ同じことが言えるのですが、長くなってしまうので後日に・・・。
しかし、どんな入試問題が出されるかわからないから、この夏休み中をメインに学力を蓄える子たちが
これから増えてくるのではないかと思います。
はじめは「つまらない」、「苦痛」かもしれませんが、一つでも違う見方・解釈が自分なりに見つけ出せれば、
少し変わるかも、面白くなるかもしれませんよ?
そして、一通り全体像を掴めたら、もう1周・2周と「続ける」ことを忘れずに・・・。
今年の受験生たちは、それぞれどんな夏休みになるのでしょうか?
そして、自分の方も一体どんな夏休みになるのかと・・・?
皆さんは、どんな夏休みにされますか?
御機会ありましたらば、お話を。
ご連絡お待ちしております。
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