食卓の目の前に醤油があるにもかかわらず、「醤油ないよ!」と家族に叫んだことがあります。人は「心ここにあらず」の時は、見えているはずのものも脳が認識していないのですね。
さて、そろそろ一学期のヤマ場、期末テストがやってきます。特に数学のテストでは、ちょっとした勘違いで10点近くも点数を失う人がいます。例えば、計算式の答えと解答欄に書いた数字が違っていた。(時々手は頭と違うことをします) 計算式の途中で、2乗すべきところを×2にしてみたり。通分や約分の操作で九九を間違うなど。
本当に悲しいですよね。このような類のミスは。そこで皆さんに一言アドバイス。「一度自分自身を疑え!」です。「もしかしたら答えが間違っているかもしれない?」という意識がないと間違いを見つけることはできません。
人は難しい問題に出会った時は身構えます。ですから注意力が働きます。逆に簡単な問題で楽勝と思えた瞬間に、無意識に気持ちの緩みが出てしまいます。そんな時こそ自分への戒めとして、計算過程のひとつひとつから解答に至るまで、慎重にチェックしてください。
では、どのくらい慎重になればよいのでしょうか?私はいつもこう答えています。「息を止めるくらいの緊張感」をもって、一文字(数字)ずつ指でさしながら頭と確認をしていくのです。
これはテスト本番で必ず役に立ちます。ミスが激減しますよ。もちろん普段の勉強の時から練習すべきですがね。
これも点数アップの秘訣です。
今回は以上です。では次回また読んでくださいね。
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個別指導Wam 平田校
担当:宮川 誠