こんにちは。
Wam日進校の上野山です。
中高生においては中間テストも終わり、自分の答案が続々と返却されてきました。
まずは、みなさんの答案を見て1つ取り上げてみます。
では、中1数学の問題。みなさんも解いてみてください。
【問題】
ある数に、+2.2をたすのを間違えて、+2.2ひいてしまったので、答えが
-7.6になった。このとき正しい答えを求めなさい。
できたでしょうか?
答えは、-5.4 ではありませんよね。
正解は、-3.2 です。
案の定、数人の生徒が間違えていました。そして、みな口をそろえて言います。
「先生っ、なんで?なんで違うの? -5.4になるよ!」と。
確かにある数は、-5.4 です。
でもこの問題、ある数を求めなさい、だったでしょうか?
続いて、この中間テスト期間中の新聞に載っていた記事から1つ。
公立中学生を対象に、教科書の文章から作った問題で読解力を調べたというものでした。
では、みなさん、下記の問題に答えてみてください。
【問題】
仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、
オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジア
におもに広がっている。
(問い)
オセアニアに広がっているのは、次のどれか?
A.ヒンドゥー教
B.キリスト教
C.イスラム教
D.仏教
正解は、B です。
なんと、正答率は53%だとか。ちなみに、Dが35%、Cが12%、Aは0%。
正解は問題文に出ていますよね。地理の問題ですが・・・。
というわけで、今回の中間テストでよく目立ちました。
問題文を読んでいない。読めていない。その結果、わざわざ点数を落としている。
最近では、国語のテストに限らず、数学や社会の答案にも多い。
問題文は最後までしっかりと読む。
何を問われているのか把握する。
いつも言っていることなのだが・・・
みなさん、問題文は本当によく読みましょうね!