教室ブログ

It is only by the spear that smote you that the wound is healed.
「お前を傷つけたその槍だけがお前の傷を癒すことができる。」(Parsifal R・Wagner)

 

こんばんは。和歌山エリア河西貴志高等部からです。

It is~thatの典型的な強調構文が上記の英文で使われています。あいだに副詞(要素)をはさむ場合は強調構文と思って間違いありません。

 

いま、高3生の一部や高1生でも学力が高い生徒を対象として、去年同様に英文和訳の指導を施しています。昔ながらのやり方ですが、一時期その効果を疑われることもあったようですが、まったく色褪せていない指導の1つだと思います。

頭脳を駆使して英文を解析し、それを美しいとはいわないまでも意味のとおる適切な日本語に再構築する。あるいは、異なった文法体系の中に、整然たる論理を求めていく。これらは単なるテクニックではなく、若い人たちの好奇心を満たすに足る立派な学問だといえるのではないでしょうか。

 

その証左というわけでもないですが、書店でも英文解釈、和訳に関する参考書の数は、他の科目(や単元)に比しても圧倒的に種類や流派も豊富です。英語が最重要科目ということもありますが、入試レベルを逸脱した高級なものや他科目の勉強時間を費消しそうな程、偏執的なものも間々残っています。昔はそういうものの蒐集や併読にのめり込んだものですが。

 

本日はこれだけです。

 

 

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