河西貴志高等部からです。ブログの形式が新しくなりましたので、それに伴い載録する内容も変えていかねばなりません。
さて、殆どの者が新学年になり、新鮮な気持ちで学校テキストに取り組みだしています。例えば、こちらでも高12生の英語の授業などで、新しい教材を使う場合もあります。ただ、勉強の方針はスタート時点の実力によって相当に違ってきます。偏差値60以上ある学力の高い人は、貪婪に知識を吸収していけばいいでしょう。GW期間もおかまいないしに進めていくべきです。
しかし、学力の足りない生徒は、一度高校入試のまとめのような問題集(中学のまとめや強化と対策等)に当たって、基礎事項を完全に反復しておかないといけません。中学レベルの文法が有耶無耶なのに、高級なことを積み上げようとしてもできるわけがありません。特に中2内容の文法事項がポイントで、意外とこの期間の単元があやふやな高校12年生(3年生でも)が多いのです。
「このクラスの30人の中で誰が一番速く走ることができますか」と澱みなく英語で書けるでしょうか。(これは学生講師にも言っています)
本日はこれだけです。