明日で3月も終わり、今年度の一年が終わろうとしています。
和歌山市や岩出市の小・中学校は、ご勇退や転任された先生方との別れの離任式を明日行うようです。
さて、この一年を振り返って私が感じたことは、塾生本人にスイッチが入れば状況は好転するというこです。以下、岩出那高前校で実際にあった話を2つ紹介します。
①昨年の12月の冬期講習に体験参加し、入塾してくれた中3生の話です。
部活をやっていたこともあり、3年生の2学期まではほとんど勉強をしていない状態でした。志望校は、お姉ちゃん二人が通った隣の町の高校でした。でも、入試1ヶ月前に過去問を数年度分やってもらった時点では、志望校に50点近く足りない状況でした。2月末に再度面談をさせてもらい本人の意思を確認してみると、やはり志望校は変えたくないということでした。
そこから、約10日あまり、自習と授業をつききっりでみさせてもらいました。また、本人もバスケットボールをやっていただけあって、長時間の指導にかかわらず集中して頑張ってくれました。そして、見事志望校に合格することができました!! 実際に点数開示をしてもらうとまずまずの点数で合格していました。1ヶ月あれば1ヶ月の勉強が、1週間あれば1週間の勉強ができるということを彼女に教えてもらいました。
②もう一つは、高3生の話です。
彼女は、地元の大学の教育学部を志望していました。センター試験はボーダーより少し上でしたが、二次の実技試験が響いたのか結果は不合格でした。後期試験に受験を予定していたのは地元の大学よりもかなり偏差値の高い大阪教育大学でした。二次試験が実技ではなかったのも幸いしたのかもしれませんが、合格することができました。教師になりたいという彼女の思いが合格を引き寄せたように感じています。
合格した時の塾生の喜びに満ちた笑顔はいつ見ても嬉しいものです。
また、来年度もその笑顔もいっぱい見せてもらえるように、一年間頑張っていきたいと思います。
個別指導Wam 岩出那高前校
武内 隆幸