皆さんこんにちは。個別指導Wam曽野木校の小林です。
今日は私の好きな漫画を紹介します。
【3月のライオン】です。
プロ棋士とそれを取り巻く人々を描いた作品で
今年アニメ化と実写化が発表されています。
今日は現実に「将棋界の一番長い日」と呼ばれる
A級順位戦最終局ということで紹介させて頂きました。
この対局の結果、来期の名人戦の挑戦者が決まります。
プロ棋士はよく「勉強が出来るなんてレベルではない天才集団」
と言われることがあります。
林修氏もある番組でそのようなことを仰っていました。
確かにプロ棋士は才能に恵まれ、且つ努力をし続けた人が
年間4人だけプロ入り出来るという厳しい世界です。
東京大学が毎年3000人
プロ野球が毎年100人程度ですから
分母の少なさは確かに圧倒的です。更に年齢制限もあります。
しかし、実際にプロ棋士の先生方の話を聞いていると
確かに局面の深い読みや定跡の知識は驚異的でコンピュータのようですが
それ以上に「負けたくない」という気迫や、負けたときの悔しさや涙が
人間らしさを感じさせます。
将棋の世界を生きること、
それは
「絶対負けたくない」
という、ある種子供の意地のような思いを抱き続けることではないかと思います。
その気持ちを切らさず、没頭してきた結果が
年間4人という狭き門をこじ開ける力になっているのではないでしょうか。
今年、曽野木校から受験する生徒の高校の最高倍率は2.77倍(1.69)です。
その高校を受験する生徒は夏から一度も「その高校に行きたい」という気持ちを切らしませんでした。
小さい子供が暗くなるまで夢中になって外で遊ぶように
明るいうちから他の生徒が全員帰るまで夢中になって勉強しています。
ただガムシャラになって打ち込むことで開かれる道は必ずあります。
新潟県公立高校入試まであと10日。
塾生全員の幸運を祈っています。