こんばんは。河西貴志校からです。
高校生は私大対策の真っ最中になります。今年は関東圏の大学を受験する者が複数名おり、その赤本を紐解いているのですが、関西圏の私立大学にはない問題傾向で、事前にある程度分析して試験に臨ませないといけません。
例えば受験者の多いことで有名な明治大学などは、全学日程と一般選抜(さらに学部間)で差異はあるとはいえ、全体的に試験時間がとても短いです。英国などはかなりテキパキと問題を解いていかないと最後までたどり着けない印象です。試験時間が長めの同志社大学や関西大学などとは明らかに違う傾向です。
英語の長文、会話文ともに標準的な内容ながら、試験時間60分の中で、ボリュームのある長文2題と会話文1題を適切に処理していくには、相応の速読力が要求されるといえるでしょう。さらに設問形式にも特徴があるため、不慣れだと思わぬ時間を食ってしまうことになりそうです。
試験時間と倍率を考えると難易度は高いといえると思います。中堅レベルの国公立大が第一志望で、普段オーソドックスな勉強しかしていない生徒やセンターの英語で時間が足りなかった生徒は、間違いなく苦戦する試験内容だと思います。
本日はここまでです。