もうすぐ冬休みです。
「冬休み」の時期はどうしても受験生に注目が集まりやすいですが、受験生以外は冬休みにどのような学習をすれば効果的か考えてみました。
勉強が急に難しくなってきた中学1年生、いよいよ4月からは受験生となる中学2年生・・・でも冬休みは、わずか2週間程です。
その為、無計画にダラダラと過ごせば、あっという間に終わりますし、意識とやり方しだいでグンと学力をつけることもできます。
逆にしっかりと計画を立てて、1日1時間でもやりとげることができれば、レベルアップは確実です。
中学1年生の冬休み学習計画
中1生の場合は、「期末テストの結果」がポイントです。
テスト結果が満足の結果だった中1生のみなさんは、年末年始をゆとりをもって過ごして楽しいおもい出をたくさん作ることに集中しましょう v(^^)v
学校の宿題を早めに(クリスマスまでに)終わらせて、1月4日ぐらいから1日1時間程度予習しておけば十分間に合うと思います。
もし、少し心配な教科があれば、その教科を少し多めに復習しておきましょう。
市販の問題集を1冊買って、苦手箇所を中心にやっておけばカンペキです。
でも、テスト結果がガクッと下がってしまった中1生は、ここで踏ん張らないと、これからズルズルと下がってしまいます!
「どこから分からなくなってしまったのか?」
「何が分からないのか?」
教科書と授業ノート、ワーク、定期テストを見ながら、さかのぼって確認する必要があります。
4月から12月までの全ての内容ですから、分からないところを探すだけでも結構な時間がかかります。「家でそんなこと出来ない!」とお悩みの方には・・・Wamがあります!!
ぜひ相談して下さい!!
いっしょに課題を探します!!
そして分からないところ(分からなくなってしまったところ)が見つかったら、後は基本問題だけでもかまいませんのでくり返しやりましょう。
「基本問題もよく分からない」あるいは「すぐ飽きちゃうし・・・」と言う人もWamに相談して下さい!!放っておくと、ここから先のつまづきにつながります。
中学2年生冬休みの学習計画
一方で中2生の冬休みのポイントは、「意識すること」です。
ただ単に勉強するのではなく、1年後の高校受験を「意識」して勉強するということです。
なんとなくでも行きたい高校がある人は、「そのために今がんばっているんだ」という意識、
行きたい高校が決まっていない人も、「1年後の高校受験のために今から少しずつがんばる」という意識。
嫌々「やらされる勉強」から、自分のために「やる勉強」へ、少しでも変えられるように意識することで、集中力も意欲も変わってきます。
具体的な学習内容は、1年生の内容を含んだ「総復習」です。
基本問題だけで良いので、これまでに習ったことを一つ一つ再確認していきましょう。
「ああ、こんなの習ったなー」とか「あれ、ここ忘れてるなー」など、全体の確認をしていくことが高校受験を意識することにつながります。
(「総復習」というと大げさかもしれませんが、冬休みが終わってしまうと「総復習」できる機会はもう来年の夏休みしかありません。
(学校の授業があるときはその内容に集中すべきですし、春休みは春休みで別にやることがあります。)
しかし、2週間の冬休みで総復習できるのは、1教科か多くても2教科。
下手に5教科手を出すよりは、しぼった方が効果的です。
例えば、英語が苦手であれば「英語に集中する冬休み」にしましょう!
くり返しになりますが、中2生の冬休みは高校入試を意識すること。
今やっている勉強は、来年の高校受験のための基礎の基礎の始まりだという意識。
そのため、教科をしぼって、これまでに習った範囲全体の総復習をしていくこと。
冬休みに少しでも意識を変えられた中2生は、この後スムーズに受験勉強に入っていけることでしょう。
意識を変えない限りは、いつまで経っても大きな伸びは期待できません。
1年後の受験直前になっても、なかなかエンジンがかからないという手遅れが無いことを祈ります。