教室ブログ

2015.12.17

記憶は復習の賜物

皆さん、こんにちは。

日々の学習頑張ってますか?
勉強は理解と記憶が土台になり、
演習を通じて出来るにつながります。

記憶が苦手な人は、記憶するとき、
一つ一つ確実に覚えようとする傾向があります。

もちろん、その丁寧な姿勢は「素晴らしい」と思いますが、
実際の勉強は制限時間があります。

しかし、学校での中間テスト、学期末テスト、受験勉強など、
試験日までには制限時間があります。

制限時間があるという前提では「のんびり勉強をしよう」とは言っていられません。

制限時間を意識して、効率よく進める必要があります。

制限時間の中で効率を追求するならば「一度で確実」より
「あやふやでもいいからスピード」が重要です。

「スピード」があれば、何度も復習することができるからです。

復習の回数が多ければ多いほど、
確実に記憶に定着させることができます。

うまいことに「確実さ」は、スピードを持って何度も復習をしているうちに、
自然と身についていきます。

たとえば、英単語を100個覚えるとします。

覚えるときには、1つを完璧に覚えてから次の単語に進むのでは、
時間がかかりすぎます。

10個目の単語を覚えているときには、
1個目の単語を忘れていることでしょう。

20個目の単語を覚えているときには、
10個目の単語を忘れていることでしょう。

まず確実でなくてもいいから、スピードを出して、
一度全部、目を通してしまいます。

完璧に覚える必要はなく「見たことある」「聞いたことある」
という程度の感覚をつかむために、ざっと全体に目を通しましょう。

人間は「見たことある」「聞いたことある」ものに関しては、頭に入りやすくなります。

立ちながら音読をしたり、単語を紙に書いたりして、
できるだけたくさんの感覚器官を使って、覚えようとします。

一度で完璧に仕上げるのではなく、二度三度の復習によって、
記憶を次第に強化していきます。

口を酸っぱく言うようですが「復習こそ、本当の勉強」です。

勉強は、はじめから完璧に身につけることはできません。

何度も繰り返し復習を重ねることで、理解を深め、
記憶を定着させていくものなのです。

さぁ、点取りゲームに勝てるよう復習に励みましょう。

                         Wam 荻野校     

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