こんにちは。個別指導Wam小宮町校の秋元です。
銀幕のスター
古めかしい題名ですみません。映画スターのことです。今のアイドルなどよりはるかに手の届かない、ため息が出るほど憧れの存在。それが昔の銀幕のスターでした。
そのスターの中でもひときわ輝くスターだった原節子さんが亡くなったというニュースを知りました。
彼女が主演した「東京物語」の凛とした美しさが印象的でした。
セリフの中に、「天丼、おごります」というのがありました。「おごる」が「お金を出す」という意味ではなく、「ちょっとぜいたくする」という意味で使われていて、場面にぴったりでした。そんな小さなことさえよみがえってきます。
「お嬢さん乾杯」で見せた少しコミカルな味。ラストシーンの「私、ほれております」と言う愛の告白が、「お慕いしております」と言うきれいな言葉をはるかに超えて胸に響きました。
日本には、こんなスターがいたのです。
原節子さんの映画を、また見てみようと思います。