こんにちは。河西貴志校からです。
普段は高校生や中学生のことばかりに触れているので、今日は小学生の算数について考えてみましょう。
算数で最大公約数を見つけるのは大変なときがありますね。
例えば、299と221の公約数などはなかなかみつけにくいです。
この場合まず、299÷221(大きいほうを小さいほうで割ります)を計算して、その余りを求めます(商は必要ありません)。
299÷221=1あまり78 です。
次に221÷78を計算します。
221÷78=2あまり65
さらに
78÷65=1あまり13
さらにさらに
65÷13=5あまり0 で終了。
あまりが0になったさいの、割った数(この場合13)が最大公約数です。
これはユークリッドの互除法といわれるもので、同じ作業でいつのまにか答えが出てくるのが便利な点です。
分数の約分などでも使えますので、ぜひぜひ知っておいてください。
では今日はこれにて。