こんばんは!小松原校の北野です。
今回は日ごろ通ってくれている生徒達の成長について書きたいと思います。
受験勉強に毎日来てくれている中3生の1人で、最近とても成績が上がっている子がいました。もちろん毎日勉強していることで成績が上がってきたこともありますが、成績が上がった要因に人としての成長が垣間見れた部分があります。
それは『周りに対して気遣いが出来る』ようになったことです。夏前までは、周りに気を遣う場面よりも、むしろ自分中心の考え方をしているほうが目立っていました。自習で質問があるときには、以前は『先生、質問』と言いに来て質問していましたが、夏以降質問に来た時には『先生、今時間はありますか?』と聞いてくるようになりました。
これはとても大きな変化で、まず最初に『質問したい』という自分の気持ちよりも、『先生が忙しいときに質問したら大変だから、時間があるか聞いてみよう』という他人を気遣う気持ちが上回ったということです。
私は、周りに気配りや気遣いが出来るようになることで、成績も大きく伸びるとは思いますが、将来的に人として大切な人間力が成長したと感じました。点数が上がっていること以上に、その生徒が人として成長したなぁと実感できたことがうれしかったです。
塾という場所は点数という数字で結果を残すことはもちろん大切ですが、それに加えて人として成長できるきっかけを与えていくことが使命だとも思いました。
教室長・講師・生徒全員が、周りに気遣いが出来る教室になるよう、明日からも頑張っていきます。