教室ブログ

2015.10.21

ガラシャと自信

こんにちは!梅が丘校の林です!校舎の近くにある長岡天満宮の木々が少しずつ色づいてきて、秋の深まりを感じる今日この頃。長岡京市には紅葉で有名な光明寺もあり、これから美しい季節を迎えるので、すごく楽しみです。
さて、もうすぐ11月ですが、ここ長岡京市では「ガラシャ祭り」が開催されます!細川ガラシャ、みなさんご存知ですか?あの「本能寺の変」で織田信長を討ち取った明智光秀の娘であり、細川忠興の正妻であった人なのです。この忠興とガラシャが幸せな新婚生活を送った場所が、長岡京市にある勝龍寺城です。戦国大名家の結婚はほとんど政略結婚だった時代、忠興とガラシャはとても仲の良い夫婦でした。しかし、父親の起こした大事件をきっかけに、自分の肉親を失い、子どもと引き離され、山奥へ幽閉されるという悲劇的な人生を歩みます。そして苦しみの中で彼女が見出した救い、それがキリスト教だったのです。信仰を得るまでは自己中心的で怒りっぽかったガラシャですが、キリスト教を深く知るにつれて非常におだやかで強い人間へ変わっていったそうです。最期は自害して果てた彼女ですが、その一生の中で幸せだった時期を再現したのが「ガラシャ祭り」の行列巡行(11月8日開催予定)です。これは忠興のもとへガラシャが輿入れ(結婚すること)してきたときを再現したものだそうです。優雅できらびやかな行列ですので、近隣の方はぜひ見にきてください!
ところで、人の一生はなかなか思い通りにはいかないものですが、ガラシャの生涯を振り返ったとき、彼女を強くしたのは「信じる」という行為だったのではないかと思います。みなさんは心から信じられるものを持っていますか?ガラシャはキリスト教でしたが、その教えは最終的に「神は自分自身のなかにある」というものです。つまり、神を信じるということは自分を信じるということなのですね。自分を信じている人は、何があっても強くいられるのです。では、どうすれば自分を信じることができるようになるでしょうか?私は「成功体験の積み重ね」だと思います。小さなことでも「できた!」という経験が、自信を与えてくれるのです。当たり前だと思っていることでも、できたときはうれしかったですよね?逆上がりとか九九とか…。そして能力に関係なく、平等に自信を与えてくれるツールが「勉強」ではないでしょうか?スポーツ選手になりたくても、生まれながらの身体能力が備わってなければ難しいですし、遺伝子的なレベルになると、自分ではどうしようもないですよね。でも勉強はいつでもどこでもできます。日本は義務教育という、小中あわせて9年間は勉強させてもらえる恵まれた環境もあります。たしかに、勉強は面倒くさいです。しんどいです。でも、ちょっとずつでも自分に自信を与えてくれるツールだとわかっていれば「まぁ、しかたない。自分のためにやってみようかな~」という気持ちになるかもしれません。やり続けることで自分に自信がつき、ガラシャのようにおだやかで強い人間になれること間違いなしです!ぜひ、勉強を利用して、自信をつけていってください!Wamはいつでもみなさんを応援しています!

個別指導Wam梅が丘校
075-955-2700

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