こんにちは。個別指導Wam小宮町校の秋元です。
ノーベル賞受賞の陰で
今日は、色付き拡大文字なしで書かせていただきます。少々長めなので、ご無理なさらずに。
受賞者の方が良く話されること。とてつもない多くの失敗や無駄になってしまうかもしれない試行錯誤の繰り返しの中に、一縷の光明が見い出せた、と。
素晴らしい話だと感じます。研究とはそういうものなのでしょう。
子供たちが日頃の勉強を地道にしていくことも、同じように大切で欠かせないこと。
しかし、2学期になるといつも思うことがあります。1学期より学習内容が難しく、それを理解させるにはかなりの時間や努力が必要になってくる。
にもかかわらず、学習時間は変わらず(減る者も多く)、確実に落ちこぼれていってしまう。
しかし、彼や彼女の周りには楽しいゲーム、友達とのラインのやりとり、遊園地、ファッションがあふれ、スポーツのクラブチームでは学校の定期試験前にも試合の日程が組まれている。
「もっと楽しもう」というキャッチフレーズばかりが目に付き、大切な子供時代に自分を作り上げることは後回しになってしまう。
きれいな瞳を持ちたいなら、真実をしっかり見つめる目を持つこと。
スマートなスタイルを手に入れたいなら、困っている人々と食べ物を分かち合うこと。
オードリー・ヘプバーンの愛した詩の意味を、繰り返し思い返しています。
大人は子供にとって本当に必要なことを教えるべきです。大人の責任こそ問われているのだと思います。私も大人のはしくれです。まずは目の前にいる子供たちを全力で。