「私もまた、絵描きなのだ」(シャルル・ド・モンテスキュー)
過ごしやすい時期になりました。和歌山エリアの河西貴志高等部からです。
さて、今月末から私立大学の公募推薦入試が始まります。11月は武庫川女子大や神戸女学院大学などの有名女子大を皮切りに、京都産業大学、関西外国語大学と続き、看護学校の推薦入試を挟んで、近畿大学でだいたいフィニッシュです。
近畿圏は特に公募推薦入試が盛んです。中でもとりわけ近畿大学は多くの受験生を集めることで有名です。第一志望者はもとより、地方国公立大や関西大学を志望している高校生も力試しに受験するケースが以前より増えていると思います。
河西貴志校でも、公募推薦で早く決めたいとの声がときどき聞こえてきます。確かに、近大や京産大などは公募推薦の枠はそれなりに大きく、受験者も多いですから、焦る気持ちも分からないではありません。ただ、ここでとり切るわけではありませんし、一般入試の入学者のほうがずっと多いのは事実です。
公募推薦にも地方受験がありますし、あくまでも受験チャンスの1つとして捉え、模試などを受けるような気持ちで臨めばいいでしょう。
そして、この期間だけでも戦力の逐次投入から切り替えて、張り詰めた雰囲気で一気に力を投入するべきです。具体的には過去問を複数回こなすことで、受験科目の傾向や難易度を自分なりに掴んでおくことが大事です。
もし仮に駄目だったとしても、現役生は学力の進展途上にありますから、英語や数学や古文で足りなかった部分を修正して一般入試に臨めばいいだけです。現状の学力結果を未来に投射するのは間違いです。
今日はこれだけです。
(追伸)
あと、新規高校生の体験授業を実施中です。上にも書いたとおり高校生の進路決定は早いですから、せめて高校2年生の秋くらいから意識しておくことをお勧めします。