こんにちは。個別指導Wam小宮町校の秋元です。
夏期講習26日目。お盆休みは13日~15日です。
小宮町校は今日(8月11日)、明日(8月12日)授業を行なったあと、13日~15日休暇をいただきます。教室は閉めていますので、ご承知おきください。
東京のお盆は7月中旬。夏期講習前に、関東地域の教室会議が開かれたとき、ある教室長が、「今朝は迎え火をたいてから出勤しました」というのを聞いて、幼い頃、田舎で祖父母、叔父叔母たちがお盆の作法を行なっていたのを思い出しました。
きゅうりで作った馬やナスで作った牛。夜になると暗い道を墓地まで歩き、そこで提灯に灯を付け家まで持ち帰る。「消さないように持っていくのだよ」と言われ、少々緊張しながら提灯を持ったこともよみがえります。
仏壇のろうそくに灯を移し、3日間は灯し続けます。ご先祖の霊が一年ぶりに帰ってきてくれたのだそうです。
3日目、ろうそくから提灯に灯を移し、墓地に戻す。(「ご苦労さん」と叔父が言って、私たち子供に100円ずつお駄賃をくれました。わざわざ墓石の上にのせたのを「ありがとう」と言って取らせたのは、ご先祖様が御ほうびをくれたという形だったのでしょう。実はこれが一番嬉しかった!)
うちに帰って、軒先で小さな火をたき、それを何度も飛び越したのも、厄除けの作法でした。
すみません。子供の頃の記憶で、その後ずっと「お盆は休暇」としか考えていない不信心者なので、間違いがあるかもしれません。
あの頃の原風景に現れる人たちは、そのほとんどが他界し、一年に一回、私たちのところに帰ってきてくれる側になりました。
「あなたたちを忘れない」 その想いを伝えるのがお盆なのでしょうね。