こんにちは。個別指導Wam小宮町校の秋元です。
夏期講習36日目。愛のらせん階段。
若い頃、「愛のらせん階段」の話をしてくれた先生がいました。
生徒の指導でうまくいかない時。宿題をやってこない、時間は守らない、忘れ物をする、プリントはなくす、などなど。「どうしてちゃんとできないんだ!」とイライラしてしまう。
そんな時、その先生が教えてくれたのです。
「まず生徒を大好きになることから始めましょう」と。
(大好きになりたくてもちゃんとやってくれないのに……。)
「なかなか好きになれない行動をする子のことを好きになれるのが、プロでしょ。それが仕事でしょ」と。
(出来るのかな、そんなこと)
「好きになって、それを相手にも伝えて、良いところをほめてあげる。すると相手はちょっといいところを出してきます。するともっとその子のことが好きになる。その子はもっと頑張る姿を見せてくれる。だからもっと好きになれる。」
先生はそれを「愛のらせん階段」と呼び、「その階段を一歩一歩上りましょう」と話してくれました。
心から敬愛した先生でした。私に仕事の素晴らしさを教えてくれました。今私が頑張れるのも先生の教えがあるおかげです。
先日、先生の訃報を聞きました。これからも「愛のらせん階段」をゆっくりでいいから登っていきたいと思います。