こんにちは。浅香山校の葛西です。
五箇荘中は昨日で期末テストが終了しましたが、長尾中、浅香山中、殿馬場中などは来週から期末テストです。はかどっているかな?
さて今回は、最近、私自身が生徒に対してわりとよく使うフレーズを紹介したいと思います。
「困難は分割せよ!」
「あ、それ知ってるわ…」と、中3生であれば、思うでしょうね。中3国語の教科書に出てくる、井上ひさし著『握手』の登場人物、ルロイ修道士のセリフです。長尾中では、この言葉を抜き出させる問題が中間テストに出題されてもいました。こうした抽象的な言葉は、世の中の大概のことに当てはまるものです。例えば、一人で大変なことであれば、分担してやればすぐに終わるはずだ、とそんな具合に。そんなわけで、私のほうでは、生徒に対してこんなふうに使っています。
生徒:「こんなの一日で覚えきれるわけないやん」
私:「一日で覚えるのは難しいってこと?困難ってわけだね?困難は分割せよ!!」
一日で覚えるのが難しいのであれば、3日で覚えたらよい。3日でダメなら、1週間で覚えたらよいのである。
科目数も多く、より難解になる期末テスト。前日だけ徹夜してやろうなんてことは、さすがに、困難きわまりないことです。前もって、計画立てて、今日はこれだけやろう、とやるべき量を分割するのが、賢いやり方というものです。
最近では、私が何度もこの問いかけを繰り返すものだから、私がこの決め台詞を言うより前に、生徒に先取りされて言われてしまう始末です……。