子どもたちは、基本的に勉強が嫌いなものです。
でも、
勉強ができない生徒になりたい!!
・・・なんて、お子さまもいません。
男の子なら、誰でも
「女の子にもてたい!」
という欲求があります。
だから、子どもは誰でも
良い成績をとりたいし、
スポーツもできるようになりたいんです。
この気持ちは、心理学の分野では、
「昇華」(しょうか)と言われることもあります。
私たち人間の共通心理なので
当然のことですが、女の子にもあります。
思春期になる前であれば、
あまり異性を意識することもないでしょう。
しかしながら、
「人より優れた能力を持ちたい」という気持ちは、同じように
子どもたちの心の中にしっかりと根付いています。
この成長したいという意欲は
基本的に、消えることはありません。
では、なぜ、
勉強ができない生徒さんがいるのでしょうか?
生徒さんたちにとって
「心の中で、何が壁になっているのか?」を
しっかり考えてあげる必要があります。
私たち大人は、深く考えないで
「やる気がない」などと言いますが、
もう少し正確に言い直しますと・・・
「やれる気がしない」です。
ある生徒さんは、「自分には無理だ」と
最初からあきらめているのです。
私たち大人から見ると、
そういう生徒さんたちは
いかにもやる気がなさそうに見えます。
でも、違うんです。
子どもたちの心の中に
「やる気」は、しっかり存在しています。
彼らは、実際には「やれる気がしない」・・・
そんな、ウツウツとした気持ちを
抱え続けているんです。
だからこそ、私たちは、教室の授業のなかでも
「やり方」「続け方」を教えることを大切にしています。
・・・・今回は、教室長として
ついつい気合が入りすぎてしまいました。
まだまだ、お伝えしたいことがありますので
次回に続きを書くことにします。
西取石校 教室長より