こんにちは、楠根校の細川です。
初対面って緊張しますよね。
ガチガチになっているとき、でも笑顔があるとホッとします。
「微笑みの国」と言われている国をご存知ですか?
東南アジアにあるタイなんですが、そこでは空港に降り立って入国審査を通るとき、全ての手続きが終わった後、審査官がニコッと笑ってくれます。
これまで何回か通りましたが、みんなニコニコしていましたよ。もちろんまじめに入国審査をした後ですけどね。
ところが、フィリピンは違いましたね。役人はみな偉そうで、愛想のかけらも振りまきません。店員も偉そうとまではいきませんが、笑顔もサービスのひとつだという考えがないみたいですね。個人的な付き合いになるとぜんぜん違うんですけど。
むかしCMで、白人の客室乗務員が乗客に機内食サービスをするとき、「フィッシュorポーク?」と見下ろしながら堂々とした態度で乗客に尋ねる場面がありました。
乗客はおどおどしながら、「ポ、ポ、ポーク」と答えるのですが、これを見たとき、まさにその通りだと一人手を打ったものです。
アメリカ人の客室乗務員は、日本人の感覚からすると堂々としすぎているように見えます。サービスしてもらっている感じがしないんですよね。ま、これも個人的な付き合いになると、違ってくるんでしょうが。
でも、そんな客室乗務員も話しかけると、ニコッと笑って答えてくれます。すると、やっぱりホッとするんですよね。
国籍や人種や世代の違いやわだかまりも、全てとかしてくれるような初めの一歩があるとしたら、それは笑顔かもしれませんね。