僕がスヌーピーが好きだというとかなりの人に驚かれますが、ホントに大好きなんです。家にはスヌーピーのぬいぐるみがあるし、車にもスヌーピーのステッカーが貼ってあるし、地域限定のスヌーピーキーホルダーとかも持ってます。
スヌーピーって日本ではゆるキャラみたいな扱い感がありますけど、原作は1950年から50年間、数多くの雑誌や新聞で掲載され、大人も子供も楽しめる可愛いながらも風刺の効いた作品です。
原作に詳しくない方はスヌーピーと聞くとたれ目に笑顔みたいなイメージを持たれるかもしれませんが、原作でスヌーピーは滅多にそんな顔をしません。彼はナルシストで皮肉屋ですし、飼い主であるチャリー・ブラウンの事は「丸頭の男の子」と呼んで名前も覚えていないような、実は愛らしさとはかけ離れたようなキャラクターなんです。
また、原作である「ピーナッツ」には一切大人は登場しません。スヌーピーとチャーリー・ブラウン、その仲間たちという「犬と子供たち」の目線を通して大人社会をシニカルに風刺した作品なのです。
「もし一生懸命働いて、欲しかったものを全部手に入れたら、満足かな?」
「飼ってる犬に好かれなかったらむなしいね…」
(上を見続ける・・・それが生きるコツさ・・・)
教室にはそんなスヌーピーの原作からテーマごとにピックアップした本が置いてあります。英語の勉強にもなりますし、ぜひぜひご覧ください。