無駄な経験なんてなくて、無駄にしてるのはいつだってその人自身なんだって、そう思います。
例えそれが、二度と思い出したくないような苦いものでも、例えそれが、涙を枯らすような辛いものでも。
何であんなに頑張ったのに、神様はこんな仕打ちをするんだろう
何でこんなに泣きたいのに、みんな笑ってられるんだろう
何でこんなに辛いのに、地球は平気で回っていられるんだろう
こんなときぐらい、甘やかしてくれればいいのに
こんなときぐらい、悲しい顔してくれればいいのに
こんなときぐらい、止まってくれればいいのに
なんでこんなに悲しいのに、時計の針は気も使わずに先へ先へ進み続けるんだろう。
そっとしてくれればいいのに。
止まるのが無理なんだったら、せめて夜をちょっとだけ長くしてくれたら。
そしたら気が済まで泣き続けて、立ち直れるまで眠り続けて、やる気が起きるまで何もしないのに。
でも朝はいつもどおりにやってきて、世界は前に進めと急かしてくる。
まだ準備できていないのに、地球は止まってくれないから、とりあえず歩みだすしかなくて。
ふらふらで、先が見えなくて、全てが灰色に見えて、また急に泣きたくなって。
でも
それでも地球は回るから。
とりあえず、進んでいくしかなくて。
地球はそんなやつだから
だから、自分も進んでいかなきゃいけなくて。
僕はそこで進んでいくことが出来ました。ふらっふらで、辛すぎて、平気な顔して笑ってる見知らぬ通行人が恨めしく思えて。でも、それでも進んでいくしかなかったから、進むことが出来た。
歩みを止めちゃダメなのかなって。
辛いから、だから正直に泣いて、包み隠さず話して、辛いって言って、いろんな人に甘えて、一人じゃ無理だから、そうやって周りを巻き込みながらなんとか歩き続けて、いつの間にかここまできました。
どんなことがあっても、歩みを止めないでほしい。
今僕は、巻き込まれる側の人間なので。
巻き込んでくれていいから、でも歩み続けてほしい。
こんなとき、なんて声をかけたらいいのか分からないけど、でも、例え君が止まっても、世界は止まってはくれないから。
だから辛いけど、進んでいくしかない。
僕はそう思うので。
“Life is not about waiting for the storm to pass. It’s about learning to dance in the rain”
「人生とは、嵐が過ぎ去るのを待つことではない。雨の中でどう踊るかを学ぶことである。」