こんにちは!個別指導Wam庄内校の塩崎です。
今回から、当ブログでは「講師インタビュー」と題しまして、庄内校で活躍中の先生方を紹介していきたいと思っております。記念すべき第一回は山根先生にお願いすることとなりました。
福岡出身の山根先生は現在、大阪大学外国語学部の一回生で、開校初期からWamで活躍してくれています。笑顔が素敵でとても優しい山根先生は、特に小学生や同姓の女の子たちから大人気!!今回はそんな山根先生に学生時代の思い出や地元福岡について聞いてみました。
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塩崎「出身は福岡ということですが、地元はどのあたりなんですか?」
山根「福岡市内で、博多も比較的近いところです。」
塩崎「大阪はどうですか?」
山根「思ってたより寒くて辛いです(笑)でもいろんな人がいて、特に大学の人たちは出身地が幅広くて、おもしろいですね。」
塩崎「福岡との違いとかあります?」
山根「地元には個人のお店とかはあまりないんですけど、大阪は多いですよね。あと豊中は中学校の名前が数字なのにびっくりしました(笑)こっちは学校が多いからでしょうけど、クラスの数も少ないですし。私の出身校は8クラスありましたから(笑)」
塩崎「それは多いですね(笑)まぁ豊中でも学校によるでしょうけど。僕の母校の九中は当時で6クラスありましたから。大阪で好きな場所とかありますか?」
山根「質問の意図とは絶対違いますけど、大学の近くにある友達の家によく行ってます(笑)とてもいごこちがいいです(笑)」
塩崎「大阪大学を選ばれた理由は?」
山根「行きたい学科があったので。国際法とかを学ぶ学科なんですけど、ちょっと無理そうだなと(笑)結局は流れで阪大の違う学科に入りました。」
塩崎「なるほどなるほど。ちなみに外国語学部所属ということですが、専攻は何を?」
山根「デンマーク語です(笑)」
塩崎「デンマークですか(笑)どうですか、デンマーク語は。」
山根「デンマーク語は共性形とか中性形とか、知らない用語がたくさんあるので大変です。」
塩崎「なぜデンマーク語を?」
山根「それまでデンマーク語の知識もなかったですし、特別興味があったわけでもなかったんですけど、留学に行ってみたいなと思ってるんです。ほかにも何個か迷った言語もあったんですけど、地域的なことも考えて、デンマークにしました。」
塩崎「北欧ですし、なんかよさそうですもんね(笑) 高校受験のときですけど、出身高校(福岡県立高等学校)はいわゆる福岡の御三家といわれる名門校ですが、大変でしたか?」
山根「3年生まではやっては忘れてっていう繰り返しだったので、これはまずいなということで地元の塾の夏季講習に参加したんです。先生もすごく怖くてとても厳しかったんですけど、そこで意識が変わって、めちゃくちゃ頑張りました。」
塩崎「今は教える立場にいるわけですが、講師をしてみようと思われた理由は?」
山根「教員になるつもりはないんですけど、教職をとってるんです。資格とったら卒業したときに『がんばったな』って思えるかなと(笑)外国語学部だと取れる資格はそれぐらいしかないですし。その過程で、実際に教えることに興味をもったので、やってみようと思いました。」
塩崎「実際にやってみてどうですか?」
山根「教えるのって思っていたよりも全然難しくて、とても大変です。小さい子を教えるときなんかは特に。小学校低学年の時に自分がどうやって勉強してたかとかってほとんど覚えてないですし。」
塩崎「そうですよね。」
山根「でも生徒たちも学校のことなんかをいろいろ話してくれたりして、楽しいです。できるようになってくれたら嬉しいし。あと皆とても明るいですね。」
塩崎「一応アットホームな塾というのを目指してますけども(笑)アットホーム感は感じてくれてますでしょうか(笑)
山根「感じてます(笑)」
塩崎「それでは生徒たちに何かメッセージをお願いします。」
山根「自分のやりたいことができるように頑張ってほしいです。やりたいことがなくても頑張ればなんとかなります(笑)」
塩崎「ここの生徒たちは大阪っていう大都市で育ってますから、なかなか進学で地方に出るってことはないのかなと。僕もそうですけど、地元にとどまる子が多い。そういった意味では山根先生は地方から来られて、全く知らないデンマーク語にも挑戦されて(笑)ご自身の経験から何か伝えられることってありますか?」
山根「全く興味がなくても、やってみたら案外おもしろかったり、挑戦したり行ってみたりしたら好きなことが見つかるかもしれないので、初めから自分の可能性だとか好き嫌いなんかを決めつけすぎずに、なんとなくでも、なんでも色々とやってみたらいいかもしれないなって思います。」
塩崎「いい言葉いただきました(笑)そうですね、やってみれば、おもしろいなとかそういうのは後からついてきますもんね。」
山根「だと思います。」
塩崎「特に受験生に向けて何かエールをお願いします。」
山根「周りが気になったり成績が伸びなかったりとか、いろいろきついと思います。でも『やるしかない』し、やっていったら必ず成果はでますから、がんばってほしいです。」
塩崎「山根先生、今日はありがとうございました。」
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山根先生にはこの対談以外にも、高校時代の思い出を書き綴っていただきました。そちらもご覧ください!!
・高校受験を振り返って
中学校三年生のときには、何がしたいか全く分からなかったので、高校は頑張れば受かるかもしれない、という理由だけで決めました。それまで高校には特にこだわりはありませんでしたが、周りにも同じ高校を受ける子がいたし、違う高校を受ける子もみんな頑張っていたので、わたしも頑張れました。
中三のはじめは何ができるのか、できないのかさえわかっていない状況でした。それまで勉強はテストの5日前くらいから、ひたすら暗記で乗り切ってきたこともあって、一・二年の範囲は覚えていないことばかりでした。三年生になってから勉強をはじめても、苦手なことばかりのような気がしました。
それでも、みんなの頑張りにひっぱられてやって勉強していくうちに成績もあがるようになりました。学校では、友達と喋りながら授業をうけていたのを改めて、先生の話をなるべく聴くように心がけました。家では「今日はここまではしよう」という目標をたてて、その目標はきちんとこなすようにしました。
はじめは分からないことが多すぎて、そんなにできていなかったけれど、徐々にできる範囲も増えていって、勉強時間も増えるようになりました。学校では目一杯、楽しく過ごして、その代わり家ではしっかり勉強に取り組みました。「高校に落ちたらどうしよう」と不安になることもあったし、勉強したくないこともありました。まわりと比べて不安になることもあったけれど、「自分は自分!」と割り切って取り組むのが大事だったかな、と思います。
・高校での一番の思い出
高校は中学校までとは全然違いました。学校生活も中学校とは全く違いました。福岡県では、たいていの高校で「朝補習」という授業があって、遅くても六時には起きないといけませんでした。他にも夏期補習、冬補習、午後補習、土曜セミナーとことあるごとに補習があったりと、いやなこともたくさんありました。
でも、それよりたくさん楽しいことがありました。普段の生活も中学校より自由だったし、先生方も面白い方がたくさんいました。行事も文化祭、体育祭、予餞会などなど、目白押しでした。どれも練習がきつかったり準備が大変だったりしたけれど、終わってみればとても楽しい良い思い出です。
なかでも一番の思い出といえば、修学旅行です。四泊五日くらいのスキー旅行でした。みんなでわいわいスキーを滑ったり、インストラクターさんから方言をおしえてもらったり、夜はひたすらトランプしたり、Unoをしたり、あっというまの修学旅行でした。終わってからすぐ、また修学旅行行きたいと言ってしまうくらい楽しかったです(笑)因みにスキーは全然したことはなかったけれど、ちゃんと滑れるようになりました。
修学旅行は楽しみすぎて、受験生のときにもしなかったのに、インフルエンザの予防接種も二回受けました(笑)中学校も楽しかったけど、高校は本当に楽しいです。適当な理由で入った高校だったけど、卒業するときには、この高校で三年間過ごせてよかったと心から思いました。
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山根先生、お忙しいところ本当に有難うございました!!
今後も当ブログでは先生たちのインタビューを掲載予定ですので、乞うご期待ください!!!