八尾市の皆様こんにちは。
曙川南中学校のすぐ北にある個別指導塾Wam刑部校の賀川です。
本日は繰り返しの大切さについてお話したいと思います。
もうすぐどの中学校でも期末テストがありますね。
個別指導塾Wam刑部校では毎回定期テスト前には事前に理科と社会の対策授業を行っています。
そこで私がいつも口にしているのは
「何度も同じ問題を繰り返してやりなさい。」
という事です。
なぜかというと、当塾では点数が出た後もその分析を行います。
・なぜ点数が上がらなかったのか?
・対策授業のほかに勉強の時間はどれくらい確保したのか?
・勉強にほんとうに集中してとりくめたのか?
などなどたくさんの要素を検討し次のテストにつなげようと試みます。
そこで色々なことを生徒の子たちから聞いているとやはり繰り返してやることの重要性が非常に高いことがわかるのです。
例えばこの前の中間テストでのA君とB君の違いを見てみましょう。
テスト終了後点数を聞きながら二人に話を聞いてみると
A君は塾でもらったプリントを4周行ったようで、テスト前日には一束20枚近くあるプリントでわからない所はない状態になっていたそうです。
学校の提出物は日頃から行っていたようで、テスト一週間前はほとんど手をつけなかったそうです。
一方B君は学校の提出物もし、塾でもらったプリントもし、さらには教科書を覚えようとしていました。
おそらく合計の勉強時間はB君の方が長いと思います。
結果はどうかというとA君は社会、理科ともに大幅に点数が伸びたのに対して、B君は上がりこそしたものの、本人の満足のいく点数には届きませんでした。
更に詳しく質問していくと、A君は社会、理科ともに暗記している項目の数が非常に多く、自分の中で単元ごとの整理がよくできていました。
B君も単元ごとの整理はよく出来ていましたが、暗記できていた項目が少なく、暗記していた項目にテストにでなかった部分も多く含まれていることがわかりました。
これは、問題集によって大まかな説明の流れや単語は同じですが、細部に目をやると微妙な違いがあるためB君はA君と違い大量の項目を覚えなくてはならなくなり、まじめなB君は全体を覚えようとした結果、広く浅くというような覚え方になってしまったようでした。
B君の姿勢はすばらしい事ですが、やはり点数に跳ね返った方が本人にもうれしいものです。
皆さんも暗記単元は何度も同じものを繰り返し行い次回の期末テストをいい形で乗り越えましょう!!