みなさん、こんにちは!日下校の野村です。
Wam日下校には、地元の小・中学校である、孔舎衙小学校・孔舎衙東小学校・孔舎衙中学校から多くの生徒が通っています。
みなさん、「毎日の学習」はできていますか?
さて、今回は「携帯電話」についてお話したいと思います。
昨今、携帯電話(ガラケー)から、スマートフォン(スマホ)が登場してきて、ITの環境はめまぐるしく変化しています。
いまや、携帯電話は通話・メールだけでなく、カメラ・ゲーム・アプリでの会話など、様々なことができます。僕もスマホを所持していますが、とっても便利です。
文部科学省では、平成21年に「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」という調査を行い、その資料を公開しています。
これを見ますと、携帯電話は、小6の24.7%,中2の45.9%,高2の95.9%が所有しています。
保護者の方も、いつでも連絡が取れるようになるからと携帯電話を持たせているようです。
ただ、便利になった反面、問題も多く存在しています。
今回はその中の一つ、「就寝時間が遅くなっていること」について触れたいと思います。
調査結果では、どの学年でも、メールを頻繁に送受信している子供は、携帯電話を持っている子供と比べ就寝時間が遅くなっていることがわかりました。
中2では約30分くらい遅くなっているのに対し、小学生では約1.2時間も遅くなっていました。
中学生は、塾に通っていたり、遅い時間まで勉強をしていたりなどの理由で携帯所持の有無に関わらず就寝時間に大きな変化はなかったのだと思います。
逆に、小6については、就寝前などに携帯の操作をすることで画面の明るい光を見てしまい。睡眠が阻害されている(寝付けなくなる)のではないかと考えられます。
人間は、朝、起床後に太陽の光を浴びることで体が目覚め、体内時計がリセットされます。
携帯電話の画面は白色蛍光灯くらいの明るさ(太陽の明るさに近いです)がありますから、寝る前に体内時計がリセットされてしまい、体が目覚めてしまいます。
その結果、寝付けない…。早い時間でウトウトすることが多くなる…。学校で居眠り…。
これでは学校で十分な学習ができているとは言えません。皆さんは(お子様は)大丈夫でしょうか?
保護者の皆様には、ぜひ、携帯電話を使う際のルール決めをしっかりしてあげてください。
調査結果を見ると、2割近いご家庭でルールが決まっていないことがわかりました。
また、保護者の方がルールを決められていても、そのうち6割超の子供がルールがないと認識していることもわかっています。
使い方・使う時間・場所など…きちんと決めてあげて守らせてあげてください。
そして、それを子供にわかるように明文化してあげてください。
それが、子供を守ることにつながり、「約束を守れる」「勉強がわかる」子供になっていくと思います。
Wam日下校でも、携帯・スマホの使用については厳しくしています。
「勉強の場」であることを皆さんに理解していただき、しっかりとした「学習習慣」を身に付け、「わかる」ことを増やすこと,定期テストの得点アップ,高校入試合格だけでなく、大学入試も志望校に合格ができるよう頑張っていただきます!
個別指導Wam 日下校(教室長:野村)
大阪府東大阪市日下町5-3-40 1F(孔舎衙小学校向かい)
教室直通電話:072-987-1113