教室ブログ

2014.11.01

暗記力をあげるには?

八尾市の皆さまこんにちは。

曙川南中学校のすぐ北にあります、個別指導Wam刑部校の教室長の賀川です。

さて、今回は以前お話させていただきました、「暗記すること」についてとお話させていただきます。

例えば授業中を生徒と話ししていると
「こんな量覚えられへん!」
「公式覚えるの苦手やねん!俺アホやし、、、」

などなど、色々な意見が飛び出すときがあります。

とくに中学生の生徒には私は話すのですが、
「それは君達が正常に成長しているからやで」
といいます。

なぜかと言うと、人間の脳は小学校3年~4年生の間までは丸暗記型の脳の状態だと言われています。

つまり、覚えようとした知識に意味を探そうとせずどんどんスポンジのように吸い込んでいくことが出来るのです。
暗記が苦手な方も思い出してみてください。掛け算の九九を覚えたのはそのくらいではなかったでしょうか?(最近では小学1年生の子が九九を覚えようと奮闘していました。)

その頃の九九は彼らにとっては数字の羅列にすぎません。
中には2が2つあるから2×2となり答えは4だと考える子もいますが、九九の暗記に関しては数字の羅列を覚えているといってもいいかと思います。

しかし、人間の脳は14歳頃を中心に理解型へと変化していきます。
つまり中学生~高校生の方々の脳は丸暗記も可能ですが、基本的には理解したものでないと脳の記憶を留めようとする部分が小学生の方々よりは働かないということが解明されています。

逆に小学生の子供達は文章を理解し、現在の自分の知識をもとに答えを導き出すという作業が得意ではないのです。多くの小学生が文章題が苦手というのはこの点にあると言われています。

この時にしっかりと国語力を養い理解する練習を積んでおけば、彼らの脳が理解型へ変ったときそれはすさまじい効果を発揮します。(この話はまた次回にさせて頂きます。)

今、暗記に悩んでる方がこれをご覧になられたら、次勉強するときは
「この公式を丸暗記するぞ!」→「この公式はなぜこうなるんだろう?」
「歴史上の人の名前を全部覚えるぞ!」→「この人は何をして、どんな人生を歩んだんだろう?」

に切り替えて勉強をしてみてはどうでしょうか?
きっと頭の中での定着率が上がるかと思います。

参考書や教科書をみてもその疑問が解けない方がいらっしゃいたら、是非一度教室にお越し下さい。
優秀な講師陣がしっかりと解説してくれます。
いつでもお気軽にお越しくださいませ。

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