みなさん、こんにちは!日下校の野村です。
Wam日下校には、地元の小・中学校である、孔舎衙小学校・孔舎衙東小学校・孔舎衙中学校から多くの生徒が通っています。
先日、孔舎衙中学校の秋季テストも終わり、来週早々からテストが返却されます。いまからドキドキです。
さて、今回は「大学入試」についてお話します。
早いところではまもなく公募推薦入試が実施され、AO入試や指定校推薦で合格された方もおられるのではないでしょうか?
でも、今回はその話ではありません。
3年後を境に、大学入試の入試制度が変更されていくことをご存知でしょうか?
現在、大学入試制度を見直すことが、かなり現実的な話として検討されています。
正確には、新制度での大学入試は2021年度入試からの予定ですので、6年後なのですが。
ただ、制度が変わる際には「移行期間」というものがあります。
それを考えると、早ければ、現在の高校2年生が大学受験をする来年度の大学入試から変更される可能性があることになります。
簡単に言いますと、大学入試は従来の「”知識量”を問うテスト」から「“知識を活用し、自らの課題を解決できる”能力を見るテスト」へ変わります。
もう少していねいに言いますと、
従来のセンター試験を主とした入試試験は、受験生の“知識量”を問い、その大学で学習するに必要な学力を有しているかを測るものでした。
これに対し、新制度の大学入試では、受験生の“知識の活用力”や“思考力”、“主体性”を評価し、大学が必要とする方針に則って合格者を決定する形となります。
したがって、英語などの資格や、論述力・表現力(プレゼン能力)などが高く評価されるようになります。
イメージは、センター試験が、現在小6と中3で実施されている「全国学力調査」の高校生バージョンとなる…、と捉えていただけるとわかりやすいのではないでしょうか?
現在の骨格案と、大学入試のイメージを下に示します。
まだ、確定したことではありませんので、参考程度に…。
■高校基礎学力テスト
2019年度入試(現中1の大学入試)から本格導入されるテスト。
高2・高3時に複数回(年2回程度)実施される。
国語や数学などの高校での必修科目を対象とし、知識や技能の習得を重視。
基礎的な学力の保証するものとして大学入試では参考資料として活用。
就職時などの入試・採用試験(参考資料)としても活用できる。
制度移行に伴い、現中3の高2時から順次導入される予定。
■大学入学希望者学力評価テスト
2020年度入試(現小6の大学入試)から本格導入される、センター試験を衣替えしたテスト。
試験内容は科目の枠を超え、思考力・判断力・表現力を問う。
従来のセンター試験のように選択式だけではなく、記述(論述)式が導入される。
制度移行に伴い、現中3の大学入試からプレ的に実施される予定。
さて、先ほど、新しい大学入試制度では、英語などの資格や、論述力・表現力(プレゼン能力)などが高く評価されるといいました。
ということは、「大学入試の対策や勉強のしかたは大きく変わるのか?」と言われるとそうではありません。
確かに、論述や表現力をアップさせる練習は必要となりますが、それを支えるのは「確かな学力」です。
では、「確かな学力」を身に付けるにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です、「毎日の学習(予習・復習)」です!
Wamでしっかりとした「学習習慣」を身に付け、高校入試だけでなく、大学入試も志望校に合格できるよう頑張りませんか?
がんばるアナタをWamは応援&指導します!
個別指導Wam 日下校(教室長:野村)
大阪府東大阪市日下町5-3-40 1F(孔舎衙小学校向かい)
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